2013 Fiscal Year Research-status Report
生体吸収性材料を用いた胆管損傷、胆管狭窄に対する新規治療法の開発
Project/Area Number |
25462124
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
宮澤 光男 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (20200165)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
合川 公康 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20438823)
岡田 克也 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (60364775)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 胆管再生 / 胆管損傷 / 胆管狭窄 / 生体吸収性材料 / 生体適合性接着剤 |
Research Abstract |
胆管損傷部に生体吸収性ポリマーを貼付し、胆管を狭窄なく再生させる新規治療法の開発、臨床への展開のため、以下の学会に発表し、臨床研究、治験を実行していただける、企業、研究施設を募った。また、同時に胆管ー胆管吻合、感染巣での検討のため、動物実験を繰り返し行い、前臨床研究を進めた。発表学会、研究会、等:2014日本外科学会(京都)4/3「Tissue engineeringによる胆管再生療法の開発、肝胆膵外科、肝移植外科における胆管合併症減少を目指して」 2013日本消化器病週間(東京)10/6「生体吸収性材料を用いた胆管再生療法の現状と展望-人工胆管開発および生体吸収性胆道ステントの臨床応用-」 2014アカデミックフオーラム(東京)5/15-17「臓器の傷を治します!」
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床研究への展開を計画しているが、生体吸収性ポリマーの胆管に対する安全性試験が未施行の状態である。 ポリマー作製の会社が市場展開への意欲が今一歩である。
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Strategy for Future Research Activity |
動物での前臨床研究を重ねると共に、ポリマーの安全性試験のための資金調達、治験のための資金獲得を検討し、可能な限り早期の臨床応用を検討したい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
欧州での学会発表が不可能となり、旅費が減少した。 また、実験に用いるポリマーの入手が困難となり、大動物の購入量が減少した。 前臨床実験を進行し、大動物の実験をさらに増加させる。 安全性試験を施行していただける企業、研究施設を検索するため、発表の機会を増加させ、早期に臨床応用可能となるようにする。
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Research Products
(2 results)