2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25462157
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
深山 紀幸 東北大学, 大学病院, 助教 (80451566)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 均 東北大学, 大学病院, 助教 (00400333)
佐藤 成 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20250764)
赤松 大二朗 東北大学, 大学病院, 助教 (40420012)
橋本 宗敬 東北大学, 大学病院, 助教 (10375040)
清水 拓也 東北大学, 大学病院, 助教 (70579755)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 腹部大動脈瘤 / 観察研究 / 小径 / 拡大速度 |
Research Abstract |
腹部大動脈瘤の拡大と関連のある因子を見つけ出すため、東北大学病院の移植再建内視鏡外科に通院中の小径腹部大動脈瘤患者を対象とした臨床研究「腹部大動脈瘤における瘤拡大と関連する背景因子についての観察研究」を行うこととした。実際に研究を開始するための準備として当該年度に下記のことを行った。 1.、観察研究に関する実験計画書(登録期間・観察期間などのスケジュール、観察期間中の諸検査など研究方法に関する内容や同意取得方法・個人情報の取り扱いなどを含む)ならびに対象患者に説明同意を得るときに使用する説明書を作成した。 2.使用できる研究費を考慮して、実際に調査する研究用採血項目・調査項目を決定した。採血項目に関しては担当企業との打ち合わせを行った。また、腹部大動脈瘤の最新の知見を得るために各種学会に参加して最新の情報を入手し、また文献検索も行って情報収集を行った。 3.東北大学医学系研究科の倫理委員会に申請書を提出して、委員会での審査を経て臨床研究を行うことに対しての承認を得た。 4.倫理委員会で研究申請が採択された平成26年2月以降には外来通院中の患者について研究内容についての宣伝を開始した。また、4月以降外来予約となっている患者の中から対象となる候補の患者を絞り出しを行った。 5.研究への患者登録をスムーズに開始するため、データ処理に必要なパソコン・ソフトウェアなど諸物品の購入を行って研究を始めるための準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
東北大学医学系研究科の倫理委員会への申請が遅れ、研究の承認を得られたのが遅かったため、その分遅れが生じている。しかし、H26年4月1日より研究の患者登録は開始されており、現在のところ登録状況も順調と思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年4月1日より2年間の予定で患者登録を行う(登録後2年間のフォローアップの予定は変わりなし)。 患者登録に関しては、外来通院中の対象患者に対して積極的に研究参加への声がけを行っており、正式な登録は4月から始まったばかりではあるが順調に登録者は増えている。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初の計画では平成25年秋~平成26年冬に研究を開始する予定であったため、その分の研究経費(物品費)を組み込んでいたが、現実的には平成26年4月からのスタートとなったため、その分の金額が余った。 平成26年4月1日より研究がスタートするので、余った金額は今年度(平成26年度)に組み入れて使用する予定である。
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