2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25462157
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
深山 紀幸 関西医科大学, 医学部, 助教 (80451566)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 均 東北大学, 大学病院, 講師 (00400333)
佐藤 成 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20250764) [Withdrawn]
赤松 大二朗 東北大学, 大学病院, 助教 (40420012)
橋本 宗敬 東北大学, 大学病院, 助教 (10375040)
清水 拓也 東北大学, 大学病院, 助教 (70579755)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 腹部大動脈瘤 / 観察研究 / 小径 / 拡大速度 |
Outline of Annual Research Achievements |
腹部大動脈瘤の拡大と関連のある因子を見つけ出すため、東北大学病院移植再建内視鏡外科に通院中の小径腹部大動脈瘤患者を対象とした臨床研究である。2年間の患者登録期間にて約100名程の腹部大動脈瘤患者を登録。各患者を前向きに経過観察を行っている。 最初の1年目に登録した患者において、登録1年後のCTで瘤径の拡大率を測定して様々な項目のパラメーターとの関連を評価したところ、瘤の拡大率と有意な正の相関があったのが、初回時CT瘤径・α-1グロブリン分画、Dダイマーなどであり、有意な負の相関がみられたのが総蛋白、プラスミノーゲンなどであった。糖尿病については負の相関がみられたが今回の解析では有意差は生じなかった。今後、データを蓄積してさらに解析していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
約100名ほどの腹部大動脈瘤患者を登録した。現在のところ患者背景のデータ収集や採血・画像検査、フォローアップなども特に問題なく行えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、登録した患者の瘤径フォローアップを引き続き行う。得られたデータの解析、とりまとめ、学会発表、論文作成などに時間を費やす予定である。
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Causes of Carryover |
旅費を予想よりも使用しなかったためと、新規登録に伴う検査を行った人数が予想より若干少なかったためと思われる。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度の学会発表に関する旅費や論文作成のための経費に使用する予定である。
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Research Products
(1 results)