2015 Fiscal Year Annual Research Report
骨髄幹細胞プロファイルの再構築と神経再生治療への応用
Project/Area Number |
25462226
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
本望 修 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90285007)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鰐渕 昌彦 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30343388)
佐々木 祐典 札幌医科大学, 医学部, 講師 (20538136)
小林 正樹 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70592715)
三上 毅 札幌医科大学, 医学部, 講師 (30372816)
中崎 公仁 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70722461)
坂井 拓朗 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (80639229)
佐々木 雄一 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (00570136)
鈴木 淳平 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (00572596)
森田 智慶 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60723343)
浪岡 愛 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60748995)
浪岡 隆洋 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70748996)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 骨髄間葉系幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨髄間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cell: MSC)は末梢循環中にも存在し、全身臓器のcell replacementに関わっている可能性が示唆されている。我々の予備実験の結果から、MSCプロファイル(量も質も)は加齢とともに変化するが、ある種の生理活性物質は、MSCプロファイルを正常化させることが判明している。 本申請では、年齢別ラットにおけるMSCプロファイルを詳細に比較解析すると同時に、上記生理活性物質を年齢別ラットおよび疾患モデル動物に投与して、MSCプロファイルの改善および治療効果を詳細に解析する。最終的には、これらの結果に基づいて、脳神経の発達・加齢変化・損傷治癒について、幹細胞の恒常性という観点から総合的に考察し、難治性神経疾患に対する新たな治療法の開発を目指すことを主な目的としていた。 本年度は昨年度に引き続き、若年ラット(11週令)および老齢ラット(33週令)より、骨髄および末梢血を採集・培養し、フローサイトメーターによって解析を行った。 また、脳梗塞モデルラット、末梢神経障害モデルラットに対し、MSCを投与し、治療効果の検討を行い、生理活性物質によるMSCプロファイル正常化の基礎的データの収集を行なった。 以上のように、補助金は補助条件に従って、有効に使用されている。
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Research Products
(3 results)