2015 Fiscal Year Research-status Report
mTOR阻害による寿命延長効果を応用した新規椎間板再生法の確立
Project/Area Number |
25462299
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
三上 靖夫 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80360030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 巧 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40453120)
長江 将輝 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (60604303)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 椎間板 / mTOR / アポトーシス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、椎間板構成細胞にmTOR阻害剤を投与し、椎間板構成細胞に対するmTOR阻害剤の細胞寿命延長効果を検討し、われわれが確立した自家多血小板血漿とドラッグデリバリーシステムによる椎間板再生法と併用することにより、本再生法の効果寿命持続期間を伸長させ、新規椎間板再生方法を開発することを最終目的とする。 白色家兎から分離、培養した髄核細胞に対してmTOR阻害剤であるラパマイシンを投与した。しかし、細胞増殖能が低下したため、他のオートファジー誘導剤や成長因子を使用し、実験を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
オートファジー誘導剤や成長因子を変更しており、また細胞外ストレスを与える手段についても検討を行い、時間を要しているため
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Strategy for Future Research Activity |
培養細胞において薬剤投与による変性抑制効果を確認後、生体椎間板における薬剤の徐放化を行う。
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Causes of Carryover |
実験計画の遅延により、当初購入を予定していた薬剤をまだ購入していないため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
購入予定であった、薬剤の購入に充てる。
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