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2013 Fiscal Year Research-status Report

ヘパラン硫酸脱硫酸酵素に着目した椎間板変性の病態解明と治療戦略

Research Project

Project/Area Number 25462316
Research InstitutionOsaka Medical College

Principal Investigator

根尾 昌志  大阪医科大学, 医学部, 教授 (80311736)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大槻 周平  大阪医科大学, 医学部, 助教 (20589840)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsヘパラン硫酸脱硫酸酵素 / Sulf / 椎間板
Research Abstract

現在、各週齢のsulf KOマウスとWTマウスを8-10匹ずつ冷凍保存行い、評価サンプルをそろえている状況である。また、パラフィン包埋による組織作成では椎間板の評価が困難であったため、川本法を用いた標本作製の手順を確立できる様に手技の取得を進めていたが、ようやく可能な状態になっている。
また、ヒト椎間板採取については倫理委員会の承認を得て、採取を検討しているが高齢者の椎間板では変性が強いため、染色の個体差がおおきい。今後、もう少し若年者の組織を採取していくとともに、30症例程度まで検討を進めていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

マウス椎間板をパラフィン包埋で組織を作成するよていであったが、組織が固くきれいな椎間板の組織像を得る事が困難であり、川本法による組織作製法に変更したため。
ヒト椎間板採取後の組織染色もおこなっているが、採取時の椎間板はpiece by pieceに摘出するため、変性した高齢者から採取した椎間板を染色した組織の評価が難しい。今後は経皮的椎間板摘出術など症例をしぼって検討をする事を考えている。

Strategy for Future Research Activity

Sulf KO マウスについては順調に繁殖させているので、ヒトの椎間板及び、Sulf KO椎間板の経時的変化を引き続き検討していく。組織染色のテクニックは概ね完成させたので、免疫染色も含めて検討を深めていく。
また26年度は、予定していた椎間板変性モデルの作成を進めていく。それらをanabolic/ catabolicマーカーの発現変化との比較, mouse椎間板細胞の培養をすすめる。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

組織染色方法に難渋したため、サンプル作成などがあまり進めれなかった。
よって、学会報告など行う事ができず旅費などの経費を使用しなかった。
組織染色法をパラフィン包埋から凍結切片法(川本法)に変更して、当教室でもすでに確立している。
今後は、ヒト並びにマウスの組織切片を作りながら検討を進め、26年度に予定している細胞や椎間板変性モデルの作成などの研究を進めていく。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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