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2015 Fiscal Year Annual Research Report

前立腺癌の再燃およびドセタキセル耐性獲得メカニズムにおける微小環境の影響

Research Project

Project/Area Number 25462473
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

角野 佳史  金沢大学, 大学病院, 助教 (10397218)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 北川 育秀  金沢大学, 大学病院, 講師 (00452102)
溝上 敦  金沢大学, 医学系, 准教授 (50248580)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords前立腺癌 / カバジタキセル耐性株 / 間質細胞 / 微小環境
Outline of Annual Research Achievements

H27年度は、H26年度に行った前立腺癌由来間質細胞と正常前立腺由来間質細胞のcDNA microarray analysisでの間質細胞の遺伝子発現プロファイルに引き続いて前立腺癌由来間質細胞(PCaSC)と去勢抵抗性前立腺癌間質細胞(CRPC-SC)との間で発現の亢進している遺伝子の同定の続きを行った。4種類の遺伝子がCRPC-SCにおいて発現が亢進していることを確認した。
また、H27年度はH26年度に作製することができたカバジタキセル耐性株PC-3-TxR/CxRとDU145-TxR/CxRを用いて、親株であるPC-3, DU145, PC-3/TxR, DU145-TxRとの遺伝子発現プロファイルを行った。カバジタキセル耐性の原因となる遺伝子を明らかにするためには、PC-3とDU145の両細胞で共通に変化している遺伝子を同定することにより効率よく行えると考えた。この考えに基づいて、PC-3-TxR/CxRとDU145-TxR/CxRの細胞で共通に2倍以上発現の亢進している遺伝子12種類、1/2以下に発現の減弱している遺伝子2種類を確認した。各細胞におけるそれらの遺伝子の発現状態をプライマーを作製してRT-PCRにて再確認し、順次これらの遺伝子のsiRNAを作製し、PC-3-TxR/CxRとDU145-TxR/CxRに強制発現させてそれらの遺伝子をノックダウンすることによって、カバジタキセルに対する感受性がどのように変化するかを確認した。しかし、残念ながらどの遺伝子をノックダウンしてもカバジタキセルに対する感受性は変化しなかった。

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Published: 2017-01-06  

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