2015 Fiscal Year Research-status Report
Lactoferrinによる腟内環境改善を介した早産予防効果の検証
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25462577
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
大槻 克文 昭和大学, 医学部, 准教授 (90276527)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | ラクトフェリン / 早産 / 難治性腟炎 / 早産予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の目的であるヒトへの臨床応用であるが、現時点で5症例まで増やすことが可能であった。 本年度は①第67回日本産科婦人科学会学術集会(平成27年4月)で『早産ハイリスク症例に対する腟内環境改善を目指したラクトフェリンによる早産予防の試み』としてワークショップで発表(高得点演題)し、②XII th International Conference on Lactoferrin, Naogoya, (2015.11.2-7)では"Efficacy of Lactoferrin in Patients with Refractory Bacterial Vaginosis"として口演発表を行った。また、早産に関する講演の機会を多々いただくことができたため、その都度本研究とその成果について発表を行った。これらの発表の成果もあり、その発表以降、本研究内容であるラクトフェリンの早産予防効果や腟炎改善効果に注目していただいた施設が複数有り、それらの施設ではラクトフェリン投与へ向けた倫理委員会への申請を準備しています。 これらの成果については英文誌に投稿中です。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の実施期間は平成25年度から27年度であるが、平成25年春に私が所属する施設での大幅な人事異動があり、私も附属病院立て直しのために異動となった。そこでは同病院の業務以外にも、平成26年3月に新規開院する大学病院の開院準備に従事せざるを得ませんでした。さらには同年末(26年3月)には新規大学病院へ異動し、その立ち上げやシステム構築に多くの時間と労力を割かざるを得ませんでした。
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Strategy for Future Research Activity |
ラクトフェリンのヒトへの使用症例を増やすために、学会・研究会での発表などを積極的に行うとともに、インターネットや周産期に関するネットワークを使用し、研究協力者を増やすことによって、研究を鋭意推進・遂行していきます。 28年度も様々な方面にネットワークを広げていきます。
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Causes of Carryover |
本研究の実施期間は平成25年度から27年度であるが、平成25年春に私が所属する施設での大幅な人事異動があり、私も附属病院立て直しのために異動となった。そこでは同病院の業務以外にも、平成26年3月に新規開院する大学病院の開院準備に従事せざるを得ませんでした。さらには同年末(26年3月)には新規大学病院へ異動し、その立ち上げやシステム構築に多くの時間と労力を割かざるを得ませんでした。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
ラクトフェリンのヒトへの使用症例を増やすために、学会・研究会での発表などを積極的に行うとともに、インターネットや周産期に関するネットワークを使用し、研究協力者を増やすことによって、研究を鋭意推進・遂行していきます。 28年度も様々な方面にネットワークを広げていきます。 以上により、研究を遂行いたします。
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Research Products
(6 results)