2015 Fiscal Year Annual Research Report
気管狭窄に対する遺伝子導入と分子標的薬を用いた新しい治療法の開発
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25462699
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
冨藤 雅之 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 講師 (80327626)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒木 幸仁 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 講師 (70317220)
塩谷 彰浩 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 教授 (80215946)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 気管狭窄 / 喉頭狭窄 / 免疫抑制剤 |
Outline of Annual Research Achievements |
気道狭窄に対する治療薬として免疫抑制剤の効果に関する基礎的実験を行った。タクロリムスは冠動脈狭窄に対しても薬剤溶出性ステントなどで用いられており、喉頭気管狭窄に対しての効果があるかについて検討した。気管切開孔からのブラッシングによるラット喉頭気管狭窄モデルを用いてタクロリムスを0.2mg/Kg, 1.0mg/Kgの量で5日間全身投与し、9日目に喉頭摘出を行った。HE染色およびnuclear factor of activated T cell, IL2に対する免疫組織学的検討を行った。気道の面積評価では低用量のタクロリムス投与において有意差をもって気管狭窄の予防効果があることを証明したが、高用量では有意差は認められなかった。免疫組織学的検討では低用量タクロリムスはcalcineurin/nuclear factor of activated T cell/ interleukin 2 経路を抑制することによって創部の急性期における免疫反応、細胞増殖を抑え、気道狭窄予防効果を発揮すると考察された。
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Research Products
(3 results)