2015 Fiscal Year Annual Research Report
短期的電気刺激による神経再生促進の検討と糖尿病マウスへの応用について
Project/Area Number |
25462803
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
名取 悠平 順天堂大学, 医学部, 助手 (80445478)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 礼人 順天堂大学, 医学部, 准教授 (10365645)
水野 博司 順天堂大学, 医学部, 教授 (80343606)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 短期的電気刺激 / トランスジェニックマウス |
Outline of Annual Research Achievements |
Group1をコントロール群、Group2を30分刺激群、Group3を60分刺激群とした。 神経刺激1.2週後に開創し、軸索の伸長を蛍光顕微鏡下にlive imagingにて観察した。刺激1週後では発色強度が低下しはじめるまでの距離は、Group1で4.6mm Group2で4.69mmGroup3で5.2mmで、神経刺激2週間後ではGroup1で6.68mm Group2で7.08mmGroup3で7.38mmであった。一週後と同様Group3.2.1の順で遠位まで蛍光発色が達していました。1から2週間後の伸長距離を比較するとGroup1で2.08mm、Group2で2.39mm、Group3で2.18mmと各群でほぼ同じ値となった。 神経刺激3ヶ月後に下記評価を行った。知覚神経再生の評価としてElectric Von Frey(Bioseb社)を用い、患側の知覚の閾値を評価を行い更に健側との比も測定した。 患側の閾値はGroup1:8.36g Group2:7.97g Group3:5.93g 健側との比はGroup1:0.531 Group2:0.635 Group3:0.834 となりGroup3.2.1の順でより軽微な力で痛覚の反応があった。運動神経の評価として右長母指伸筋を採取しα-バングラトキシンで神経終末で染色し再支配状況を評価した。再支配率の平均はGroup1:91.2%、Group2:92.4%、Group3:96.9%となりGroup3.2.1の順で神経の再支配が行われた。 短期的電気刺激は初期の軸索伸長速度を早め、知覚・運動神経の再生を亢進すると考える。
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