2013 Fiscal Year Research-status Report
急性心筋梗塞発症後の口腔衛生状態と生命予後および心血管事故発生との関連
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25463240
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
砂 真一郎 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (40573085)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南都 伸介 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20446040)
坂田 泰彦 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90379206)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 口腔衛生 / 虚血性心疾患 |
Research Abstract |
本研究では急性心筋梗塞症例において、歯科衛生状態と心筋梗塞発症後の生命予後、心不全、再心筋梗塞等の心血管事故発症との関連を検討する。 本年度においては既に口腔衛生状態についての情報収集のための clinical report form (CRF)を作成し、準備を行っている。 調査内容は、"どのくらいの頻度で歯を磨きますか?"、"歯磨き一回当たり何分間歯を磨きますか?" 、"歯磨きに歯間ブラシを使用しますか?"、"歯磨きにデンタルフロスを使用しますか?"、"歯茎からの出血はありますか?"、"歯茎はどのような状態ですか?"、"歯のぐらつきはありますか?"、"自分で口臭を感じますか?"、"他人から口臭を指摘されますか?"、"現在の自分の歯の数は何本ですか?"、"これまでに抜けた永久歯の数は何本ですか?(乳歯・親知らずは除く)"、"入れ歯・部分入れ歯はありますか?" 、"さし歯(インプラント含む)はありますか?" 、"歯の定期検診を受診していますか?"、"虫歯や歯周病と診断され治療されていますか?"、等の調査項目や、さらに、1) 「口の中の調子が悪いせいで、食べ物の種類や食べる量を控えることがありましたか?」、2) 「食べ物をかみ切ったり、かんだりしにくいことがありましたか?(例:かたい肉やリンゴなど)」、等の質問からなり、既に口腔衛生状態の調査項目として評価されている GOHAI スコアも算出を行い、詳細な口腔衛生状態の把握を行う項目となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究では急性心筋梗塞症例において、歯科衛生状態と心筋梗塞発症後の生命予後、心不全、再心筋梗塞等の心血管事故発症との関連を検討する。 本年度においては既に口腔衛生状態についての情報収集のための詳細で多岐にわたる clinical report form (CRF)を作成し、データ収集準備を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、継続して症例登録を行い、急性心筋梗塞症例において、歯科衛生状態と心筋梗塞発症後の生命予後、心不全、再心筋梗塞等の心血管事故発症との関連を検討する。 さらに、虚血性心疾患のみならず、高齢者に多く高齢化社会においては今後増加が危惧される心房細動を含む不整脈疾患や、心疾患からの死亡原因につながる心不全症例に対象症例を拡大することを検討している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究を進めていく上で必要に応じて研究費を執行したため当初の見込み額と執行額は異なったが、研究計画に変更はなく、前年度の研究費も含め、当初予定通りの計画を進めていく。 引き続き、継続して症例登録を行い、急性心筋梗塞症例において、歯科衛生状態と心筋梗塞発症後の生命予後、心不全、再心筋梗塞等の心血管事故発症との関連を検討する。 引き続き、継続して症例登録を行い、急性心筋梗塞症例を含む虚血性心疾患において、歯科衛生状態と心筋梗塞発症後の生命予後、心不全、再心筋梗塞等の心血管事故発症との関連を検討するために使用する。 さらに、対象症例を虚血性心疾患のみならず、不整脈症例や心不全症例の広範な循環器疾患に拡大することも検討する。
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