2013 Fiscal Year Research-status Report
日本人看護学生へのクロスカルチュルナーシングプログラムの構築とその評価
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25463297
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
入山 茂美 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70432979)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 異文化看護 / 他者理解 / 自己理解 / 看護学生 |
Research Abstract |
平成25年度の研究目標は、①国内・海外における看護学生の自己理解・他者理解に関する文献レビューを行い、自己理解・他者理解として考えられる質問項目を検討し、質問票を完成させ、パイロットスタディーで質問票を検討すること、②国内・海外に看護学生の異文化理解のレディネスに関する文献のレビューを行い、異文化理解を向上させる効果的なプログラム作成を、国際交流の専門家から助言を受け検討すること、③看護教育における異文化交流を行うために、交流先の大学を訪問し、国際交流に関する情報を得てくることであった。 ①の看護学生の自己理解・他者理解に関する質問票に関しては、質問票はほぼ完成し、今後、予備調査を行っていく予定であり、予備調査終了後に、パイロットスタディーを実施していく予定である。 ②の看護学生の異文化理解のレディネスの文献レビューでは、現在も文献レビューを継続し、学生の異文化理解のレディネスを考慮した異文化看護教育プログラムを検討している段階である。専門家から、看護学生が異文化交流を通して他者理解や自己理解をするために、どのような国際交流が有益かについての助言をいただいた。 ③の国際交流に関する情報の取得では、交流先の大学(フィリピンと中国)を訪問し、海外の大学における国際交流プログラムの情報や他者理解・自己理解をするためのカリキュラムについての情報を得た。また、看護学生から他者理解や自己理解をするために、国際交流がどのように有益かについて情報を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
看護学生の自己理解・他者理解に関する質問票の作成が遅れ、予備調査やパイロットスタディまで至らなかった理由として、質問項目を検討するために必要な文献レビューに時間を要したためと考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は、看護学生の自己理解・他者理解に関する質問項目の妥当性と信頼性を確認する調査を行うことと、クロスカルチュルナーシングプログラムの内容とそのプログラム前の事前学習の検討を行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
質問票作成が遅れたため、予備調査やパイロット調査ができたかったことより、調査費用の支払いがなかったこと、海外の交流先大学の訪問は、フィリピンと中国の大学訪問となり、当初予定していた韓国とシンガポールへの訪問が、スケジュールが合わずに訪問できなかったため、その旅費の支払いがなかったことによる。 質問票を使用した予備調査及びパイロット調査を実施後、本調査を実施していくため、調査費用(調査準備費、対象への謝礼等)に使用する。また、クロスカルチュルナーシングプログラムを実施するため、フィリピンからの看護学生2名と教員1名を招へいする費用に使用する。また、プログラムの打ち合わせのため、フィリピン、韓国、シンガポールの大学を訪問する費用として使用する。(中国の交流先である大学から、今年度は交流中止の希望があり、訪問を断念せざる負えない状況となったため、今年度は3か国の訪問予定である。)
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