2014 Fiscal Year Research-status Report
ドレーン・チューブ固定のための看護ケアアルゴリズムの開発
Project/Area Number |
25463346
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
唐津 ふさ 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (20285539)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 歌織 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (20337041)
杉田 久子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (90316258)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 看護アルゴリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の平成26年度の研究課題は「データベースをもとに、アセスメントのアイテムプールを作成する」である。 当初予定していたドレーン・チューブ挿入部位の撮影とインタビューというデータ収集方法では対象者の確保が困難であった。そのため、データ収集方法を「臨床経験3年以上の看護師を対象とし、ドレーン・チューブの挿入部位を固定するに至る看護師のアセスメントの視点を明らかにするためのインタビュー」とし、複数施設において実施した。看護師11名にインタビューを行った(平均年齢34.8歳,平均臨床経験年数12.8年)その結果、アセスメントの視点は挿入部位の特性による影響が大きく、さらに施設や病棟などの文化的背景によってもアセスメントの視点が異なることが明らかとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究実施依頼施設における対象者数が当初予定していた数よりも少なかったため、急遽新規施設に研究依頼を行った。対象者数が確保できなかった理由の一つとして「ドレーン・チューブ挿入部位の撮影とインタビュー」というデータ収集方法にあったため、途中、データ収集方法を変更し、複数の施設に研究依頼を行い、データ収集を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成27年度は「看護師に対するインタビューに基づいて、ドレーン・チューブの挿入部位を固定するに至る看護師のアセスメントの視点を明らかにする」ということを目的として、フォーカスグループインタビューを実施する予定である。すでに、研究実施予定施設には研究依頼を行い、倫理委員会の審査も済ませている。
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Causes of Carryover |
当初予定していたドレーン・チューブ挿入部位の撮影とインタビューというデータ収集方法では対象者の確保が困難であったため、途中、データ収集方法を変更し、施設への研究依頼を再度行うなど、着手が遅れてしまった。そのため、データに基づいて皮膚排泄ケアの認定看護師などの専門家からの専門知識の提供を受ける予定が、後ろにずれ込んでしまい、先方との日程調整がつかなくなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
すでに平成27年度の研究予定実施施設において皮膚排泄ケア認定看護師の協力を得ながら研究の準備を進めており、専門家からの知識提供などが得られる状況を確保している。さらに、複数の専門家からの知識提供が得られるよう日程調整を行っているところである
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Research Products
(1 results)