2015 Fiscal Year Research-status Report
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25463361
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
塚本 尚子 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (40283072)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
舩木 由香 上智大学, 総合人間科学部, 助教 (10389942)
平田 明美 関東学院大学, 看護学部, 教授 (00444943)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 組織風土改革 / 介入要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成25年度から平成26年度は組織風土に関する大規模調査を実施し9病院115病棟に協力を得て1183通のデータを回収した。平成27年度については、これらのデータ解析の結果に基づいて、有効と思われる介入変数を特定し、いくつかの小規模な介入を実施し、それらの中からもっとも有効な介入変数を特定することを目指す予定であった。しかしながら平成27年度については、予定していた研究を展開することが困難だった。回収した1183通のデータに基づき、介入可能な要因についての探索的分析を様々に進めてきたものの、組織改革を導く明確な要素を抽出することが困難である状況が続いていることが主な原因である。このような理由により、平成27年度については具体的な新たな研究計画の実施には至ることができず、解析を中心にすすめざるを得なかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
概要で示した通り、組織風土介入にむけた具体的要因の探索がうまく進んでいないことが遅れの原因である。現在終了している調査結果を細分化して介入要因を特定していくことを進めるが、それでもなお介入変数が曖昧である場合には、再度計画を練り直し進めていく必要があると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
進捗が遅れてしまっている主要な原因は、介入変数が特定できていない点にある。これに加えて各病棟ごとの詳細の検討は、手作業での解析が必要になり、マンパワー的にも不足がある。そこで今後それらを補うために新たに2名の研究者を加え、研究を推進していく予定である。また、これらの解析によっても有効な介入変数が特定できな場合には、再度変数を組み替えた質問紙調査を実施し、それらの解明にむけて進めていく必要があると考えている。
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Causes of Carryover |
2017年度は、複数の小規模の介入研究を実施し、それらの中でもっとも有効な介入を特定した上で、エビデンスとなる介入効果を検証する介入研究を実施する予定であったのの、前年度から引き続く質問紙調査の結果におてい、有効な介入変数を抽出することができない状況であったために、次の研究計画へと進めることができなかった。このため支出予定だった費用が未使用のまま持ち越してしまった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
すでに回収を終えているデータについて、病棟別の分析に切り替えて詳細を探索し、介入変数の特定を急ぐ。その結果、特定が困難である場合には、再度変数を組み替えて質問紙調査を実施し、再度介入変数の特定へと進める。その後、介入研究を実施し、その結果に基づき組織風土診断可能なツールの作成まで進めていきたと考えている。
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Research Products
(3 results)