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2013 Fiscal Year Research-status Report

看護師のキャリア初期における組織適応に関する研究

Research Project

Project/Area Number 25463364
Research InstitutionTokyo Medical University

Principal Investigator

竹内 久美子  東京医科大学, 医学部, 准教授 (80453455)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松下 由美子  山梨県立大学, 看護学部, 教授 (00190455)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords看護管理 / 人的資源管理 / 組織適応
Research Abstract

本研究は、平成25年度から平成29年度までの5年間において、新卒看護師における入職後3年間の初期キャリア発達について理論的・実証的に検討することを目的としている。特に新卒看護師の個人の適応行動と組織施策に焦点をあてた検討に重点をおいている。本研究課題初年度である平成25年度には、以下の点に関して力点をおき実施した。
1点目として、実証研究を行ううえで重要となる理論モデルおよび仮説の構築に重点をおき、必要となる文献レビューを実施した。文献レビューでは、本研究のテーマである、看護管理、病院内での新卒看護師育成のためのシステム、看護師のキャリア発達、組織社会化研究について必要な知識とこれまでの研究成果について、整理、分析し本研究の理論モデルを構築した。また、理論モデルの構築のために、本研究テーマに関連する各種学会(日本看護管理学会、日本キャリア教育学会など)、研究会に参加するなど、これまでの研究成果についての文献・情報収集を行った。
2点目としては、平成26年度実施予定の質問紙調査に使用する質問紙の作成を行った。複数の施設を調査対象としているため、新卒看護師を対象とした研究成果、構築した理論モデルを基に、調査票のアウトラインを作成し、具体的な検討を実施した。また、調査後の分析方法についても、縦断的調査を実施するために、理論モデルに基づいて仮説の検証を可能とするためのさまざまな分析方法について検討した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

育児休暇取得のため、研究計画を修正し実施しているが、修正した計画内容についてはやや遅れていいるものの、5年間の研究計画の中で、1年目に実施しべき研究内容は網羅できている。また、平成26年度にはおおむね計画通りに進むものと予測できる。

Strategy for Future Research Activity

5年間の研究計画において、1年目終了時点における研究の進捗状況は、やや遅れているものの、1年目に実施すべき内容は網羅できている。したがって、今後も研究計画にしたがい、看護師の入職3年間のキャリア発達に関する理論的・実証的検討を行っていく。
平成26年度以降は、質問紙調査および分析が大きな課題である。このため、さらに文献レビューを行うとともに、質問紙のさらなる精選を行う予定である。また、調査協力をしていただける施設とのコミュニケーションをとるとともに、看護管理における実践的課題を研究に反映できるよう試みる予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

産前・産後および育児休暇取得による研究の中断、および本年度は調査の準備期間であったため、文献レビューによる理論モデルの構築が主な内容となったため
本年度は以下の2点を中心に研究費使用を計画している。具体的には、①データ分析のためのPCおよび高度なデータ解析のための統計ソフトの購入、②最新の研究成果の情報収集のため学会参加費用である。
次年度以降へ研究費が移行されることとなったが、基本的に研究費使用計画には大きな変更はないと考えられる。

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Published: 2015-05-28  

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