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2013 Fiscal Year Research-status Report

インタラクティブボディガイドを活用したフィジカルアセスメント学習システムの構築

Research Project

Project/Area Number 25463372
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionSeirei Christopher University

Principal Investigator

篠崎 惠美子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (50434577)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤井 徹也  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (50275153)
坂田 五月  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (90288407)
渡邉 順子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (00175134)
山崎 律子  聖隷クリストファー大学, 看護学部, 臨床准教授 (20573794)
上田 ゆみ子  中部大学, 公私立大学の部局等, 助教 (30410666)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsフィジカルアセスメント / バーチャル教材 / 学習システム
Research Abstract

I.「看護師のフィジカルアセスメントを支えるために必要な解剖学知識の抽出」を実施した。全国の地域医療支援病院に勤務する3~5年目の看護師に調査を実施した。
調査内容は、呼吸および循環に関するフィジカルアセスメント項目の知識レベルと実践レベルの調査である。その結果、呼吸に関する構造と機能で、他者に教えることができると答えた看護師は[肺葉の位置]26.4%、[胸郭の局所または表面目印(位置・座標)]7.4%、[気管・気管支の位置]25.6%、[呼吸のしくみ(生理)]21.5%、[呼吸に関する神経]14.0%、[ガス交換]20.7%、[心臓の位置と大きさ]33.9%、[心臓の構造]30.6%、[体循環]33.9%、[肺循環]33.9%、[心拍出量の調節機構]16.5%、[動脈拍動と脈拍]15.7%、[弁]24.8%、[心音]5.8%、[心臓の収縮期と拡張期]19.0%であった。本調査から、呼吸器および循環器の解剖学知識について、看護師が自信をもって「わかる」まで再学習することの必要性が考えられた。
II.「学習者とインタラクティブなバーチャル教材=インタラクティブボディガイドの開発」については、海外研究協力者のDr.Mignonneauと詳細に打ち合わせをし、Augment Stethoscopeとして開発することとなった。この教材には「インタラクティブ・コンピュータ・インスタレーション」を活用することを決定した。さらに、デバイスのデザイン、特徴、コストの視点から検討し、2タイプに絞り込んだ。現時点では2タイプの試作中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成25年度はI.「看護師のフィジカルアセスメントを支えるために必要な解剖学知識の抽出」およびII.「学習者とインタラクティブなバーチャル教材=インタラクティブボディガイドの開発」が目的であった。Iについては、臨床看護師に対し調査を実施し、教育すべき解剖学知識の抽出ができた。IIについては海外研究協力者のDr.Mignonneauと詳細に打ち合わせをし、Augment Stethoscopeとして2タイプまで絞り込むことができた。検討の視点としては、デバイスのデザイン、特徴、コストである。現時点では2タイプの試作中である。

Strategy for Future Research Activity

平成26年度は、II.「学習者とのインタラクティブなバーチャル教材=インタラクティブボディガイドの開発」を中心に行う。平成25年度のI.「看護師のフィジカルアセスメントを支えるために必要な解剖学知識の抽出」で明らかになった内容を開発するバーチャル教材に盛り込む。平成25年より取り組んでいる2タイプの試作品から、1タイプに決める。本格的な開発を実施する。現時点で考えられる課題としては、コストである。平成25年度に行ったDr.Mignonneauとの会議では、約11970Euroの予算が必要とされた。2タイプのいずれにしても、予算的には大きな違いはなかった。今後は試作をもとにコスト削減できる部分を模索しながら、開発をすすめていく。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

今年度はインタラクティブボディガイドを開発するにあたり、必要な情報を収集するための旅費として計画をしていたが、当初の計画より、交通費や宿泊費が低く抑えることができたため。
次年度のインタラクティブボディガイド開発の費用に計上する。

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Published: 2015-05-28  

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