2014 Fiscal Year Research-status Report
糖尿病患者のセルフケア自己評価支援ツールとCDE看護師育成プログラムの開発
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25463413
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
脇 幸子 大分大学, 医学部, 准教授 (10274747)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 安子 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50252705)
瀬戸 奈津子 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60512069)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | セルフケア自己評価支援 / 糖尿病看護 / CDE看護実践能力 / 外来看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.研究目的(H25-H28) 糖尿病患者のセルフケアの自己評価を支援するための手掛かりを得るために、糖尿病患者のセルフケア確立の中での自己評価の様相とCDE看護師の糖尿病看護の実践能力の実態を把握し、糖尿病患者への支援のプロセスの中でCDE看護師が感じている困難性を構造的に明らかにすることを目的としていた。 2.平成26年度の目標達成状況 1)【計画②糖尿病看護におけるセルフケア支援アプローチ方法に関連した文献研究】において、セルフケア能力の吟味として、共同研究者のセルフケア能力の構造因子について再検討した。その成果を「Study on the structural model of self-care agency in patients with diabetes: A path analysis of the Instrument of Diabetes Self-Care Agency and body self-awareness」として論文を作成し、英文投稿中である。(Highlights:*We examine factor structure of “body self-awareness”. *We examine the causal relationship between IDSCA factors and “body self-awareness”. *Path analysis showed a goodness-of-fit index of 0.974. *“Body self-awareness” plays a part in the self-care operation process. *“Body self-awareness” serves as an intermediary factor in self-care operations.) 2)【計画①H22~24科研基盤(c)(結果分析中):質的研究「糖尿病患者のセルフケア確立の中での自己評価の様相」】全15事例において特徴的な5事例について個別分析が終了した。全体分析方法として、個別分析の比較検討を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
1.【計画②糖尿病看護におけるセルフケア支援アプローチ方法に関連した文献研究】において、セルフケア能力支援に関連した検討は、一部を英文投稿申請中でありほぼ達成できている。 2.【計画①糖尿病患者のセルフケア確立の中での自己評価の様相】は、計画②に集中しながら同時進行であったため、個別分析まで終了し、平成27年度に全体分析着手しまとめる。 3.【計画③CDEが認知する糖尿病患者へのセルフケア支援における困難性:質的研究】の研究課題における必要性を再検討した結果、次に予定していた調査④:CDE看護師の看護実践能力の実態を明らかにすることを先に着手するように変更したが、平成26年度は未着手。
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Strategy for Future Research Activity |
【今後の研究の推進方策など】 1.前期:【計画①H22~24科研基盤(c)(結果:全体分析中):質的研究「糖尿病患者のセルフケア確立の中での自己評価の様相」】全15事例において特徴的な5事例について個別分析結果を比較検討し全体分析後、論文としてまとめ、公表予定。自己評価支援を探るために、計画②の結果を活用するとともに「自己評価」の概念分析を再検討。 2.後期:【計画③CDEが認知する糖尿病患者へのセルフケア支援における困難性:質的研究】の研究課題における必要性を再検討した結果、次に予定していた調査④:CDE看護師の看護実践能力の実態を明らかにすることを先に着手予定。
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Causes of Carryover |
年度末の英文投稿(オープンアクセス)となったため、採用され次第使用予定。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
年度末の英文投稿(オープンアクセス)となったため、採用され次第使用予定。
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Research Products
(1 results)