2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the self-care supporting program by the collaborative partnership approach for patients who have just had coronary artery bypass graft surgery
Project/Area Number |
25463456
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
緒方 久美子 福岡大学, 医学部, 准教授 (00309981)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木下 幸代 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (00095952)
西尾 美登里 福岡大学, 医学部, 助手 (20761472)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 冠動脈バイパス術 / セルフケア / 協働 / パートナーシップ / プログラム開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.セルフケア支援プログラムに関する文献検討 心疾患患者のセルフケアを支援するための患者教育プログラムに関する文献レビューを行った。CHINAHLおよびMEDLINEにより2004~2014年の文献検索を行い、心疾患に関するキーワードと教育的介入に関するキーワードのAND検索を行い、条件設定した結果16件にまで絞り込んだ。対象疾患は心不全12件、冠動脈疾患4件であり、9プログラムが外来での教育的介入、11プログラムが個別指導などを含む複数の介入方法を取り入れていた。最も多い介入期間は6ヵ月間であった。主なプログラム内容は、疾患・治療に関する知識レベル、セルフケア行動、治療に対するアドヒアランスについてであり、評価は、心身の両面から行われていた。本研究の成果は、平成30年1月にソウルで開催された 21st EAFONS (East Asian Forum of Nursing Scholars) & INC (International Nursing Conference) の学会で発表した。 2.冠動脈バイパス術患者のセルフケアに関する実態調査 冠動脈バイパス術後1年以内の通院患者におけるセルフケアとセルフモニタリングの実態および関連要因についての論文を前年度日本農村医学会雑誌に投稿し、掲載された。 3.協働的パートナーシップによる冠動脈バイパス術後患者へのセルフケア支援プログラムの開発 これまでの研究蓄積内容を基に、冠動脈バイパス術患者の入院中から退院後3ヵ月までのセルフケア支援プログラムを開発し、研究施設の倫理審査で承認された。
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