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2015 Fiscal Year Research-status Report

妊娠期の自律神経活動にみる胎内環境の継世代的関連

Research Project

Project/Area Number 25463469
Research InstitutionAichi Medical University

Principal Investigator

田辺 圭子  愛知医科大学, 看護学部, 教授 (40508959)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 玉腰 浩司  名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30262900)
室月 淳  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), その他 (50239555)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords妊娠期 / 自律神経活動 / 胎内環境 / 精神的ストレス / 妊娠期の血圧 / 出生体重
Outline of Annual Research Achievements

妊娠期における母親の精神的ストレスが妊娠分娩経過に与える影響をみるため、妊婦の自律神経活動に着目し、研究を実施した。対象者は、妊娠中期の妊婦とし、妊娠後期まで縦断的に3回の調査を施行した。3回の調査時、同時に、母子健康手帳の健診データとSTAI/EPDSの回答を得た。
平成27年度は、平成26年度に引き続き、データ収集を実施した。不足データ等の追加データ収集を行い、12月にデータ収集を終了した。その都度、データ入力していたが、1月にデータセットし、研究分担者のスーパーバイズを受け解析を開始したところである。
最終研究参加者(全調査終了)は81名であり、除外基準および参加辞退などを除いた67名を本研究の解析対象者とした。なお、当初の予定より症例数は少ないものの、一時解析結果より、スーパーバイザーとともに統計解析可能(十分な結果が得られると予測)であると判断した。現在、妊娠期における母親の自律神経活動の推移、自律神経活動と精神的ストレス(STAI/EPDS得点)の関連性について解析を進めているところである。また今後、妊娠期の血圧や出生体重との関連等を含め、引き続き解析を進めていく予定である。
その後、わが国においてこれまで明らかにされていない妊娠期の自律神経の推移と自律神経活動と妊娠期の精神状態との関連、次に妊娠期の血圧や出生体重という胎内環境との関連の論文を作成し、順次投稿する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

全数調査終了までのデータ収集が遅れたが、1月にデータセットが終了し、現在解析に取り組むことができているため。

Strategy for Future Research Activity

現在、妊娠期における母親の自律神経活動の推移、自律神経活動と精神的ストレス(STAI/EPDS得点)の関連性について解析を進めているが、今後、妊娠期の血圧や出生体重との関連等を含め解析を進めていく予定である。
また、二世代の母子健康手帳を用いた研究成果より、非妊娠時のBMIと妊娠中の体重増加量に着目し、出生体重への影響を解析する。女性の体重増加に対する意識の変革および妊娠期の栄養摂取方法:全妊婦が+1Kg体重増加(一世代目の体重増加に近づける)可能な栄養プログラム等を作成し、低体重化予防策へとつなげていきたいと考えている。

Causes of Carryover

研究分担者が予算を執行していなかったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度分と合わせ、旅費として執行予定であることを確認している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] Newborn infant's salivary cortiosol in relationship and neonatal factors2015

    • Author(s)
      田辺圭子
    • Organizer
      WANS世界看護科学学会ハノーファー大会
    • Place of Presentation
      ハノーファー(ドイツ)
    • Year and Date
      2015-10-13 – 2015-10-17
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2017-01-06  

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