2015 Fiscal Year Annual Research Report
精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進するガイドライン作成
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25463504
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Research Institution | Ehime Prefectural University of Health Science |
Principal Investigator |
中平 洋子 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (70270056)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野嶋 佐由美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (00172792)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | Family Resilience / 精神障がい / 家族 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度の目標は、過去2年間の成果(精神障がい者の家族のFamily Resilience特性の明確化、および精神科看護師が家族のFamily Resilience促進に向けておこなっている看護支援方法の抽出)から、精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進するガイドラインを作成することであった。 発病から経過の短い家族の研究協力を得ることが難しく、インタビューが滞っていたため、精神障がい者の家族のFamily Resilience特性の明確化に2年間を要した。そのため、今年度、精神科看護師が家族のFamily Resilience促進に向けておこなっている看護支援方法の抽出・類型化を行った。 精神科看護師8名を対象に、1~2回の半構造化面接を実施した。看護師の経験年数は、10~38年、平均21.8年であった。看護師が精神障がい者の家族のFamily Resilienceを促進するために実践している看護支援方法として、「家族間のコミュニケーションを改善し、活性化する」「家族が抱え込んでいる気持ちを吐き出せるようにする」「社会資源の活用を促す」等、25の方法が抽出された。
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