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2013 Fiscal Year Research-status Report

更年期女性の健康促進に向けたセルフコーチングプログラム構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 25463517
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

藤本 薫  北里大学, 看護学部, 講師 (10310476)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高橋 真理  北里大学, 看護学部, 教授 (20216758)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords更年期女性 / 健康行動 / セルフコーチング / web-based
Research Abstract

本研究は、更年期女性の健康促進に向けて、女性自身が自己の健康を振り返り、健康行動の選択、実践をおこなうために、セルフコーチングを基本としたプログラムを作成し、評価を行うことを目的としている。
当該年度(平成25年度)は、まずインターネット上で更年期に関する情報がどのようなサイトから発信され、活用されているのかを検討した。Googleにて、①『更年期』②『更年期障害』③ 『更年期女性、健康』④『更年期女性、美』をキーワードに検索した上位10件のホームページ(以下HP)、またにほんブログ村にて、『更年期障害人気ランキング』の上位10件のブログを抽出した。その結果、①から③のキーワード検索結果上位10件では、サイト管理者または記事は専門家が監修しているサイトが多く、更年期の基礎的な知識を得られやすいが、キーワードに「美」が入ると更年期の対処方法やエイジングケアに関して、専門家以外の記事や通販サイトが増える傾向がみられた。またブログからは、更年期をどのように乗り越えているのか、体験者の日記や効果的な対処方法などを得ていることが伺えた。各キーワードの上位10件では情報提供が主であり、インターネットを活用した相互作用のヘルスケアサービスは希少であった。
これらの結果をふまえ、更年期女性の健康行動を促すHPのコンテンツを検討した。その内容として、更年期に関する情報の提供、健康行動の選択、参加者の記録、メールによるフォローアップシステムを検討した。健康行動の選択および記録に関しては某企業が提供するシステムを活用することで、体重の目標設定、運動および食事の選択、実施および成果の記録、セルフコーチングを促すメッセージの配信が可能である。今後、HPを活用した健康行動への取り組みについて、対象者を選定し、プログラム評価を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究はweb-basedのサポートにより、更年期女性が自己の健康行動をセルフコーチングし、健康促進の効果について評価を行う。そのためHPのコンテンツは重要な検討事項であり、参加者のページ作成、食事および運動に関する豊富なメニュー、成果の記録などのコンテンツを整えるが必要がある。しかし、これらを満たすHPの作成には高額な費用を要することから、予算内で可能な方法を検討することに時間を要した。そのため一からシステムをつくる発想を変え、某企業が販売しているシステムを購入し、独自のHPに組み込み使用することとし、HPの作成を進めている。

Strategy for Future Research Activity

次年度はデータ収集を開始する。
HPを6月末までに完成し、プレテスト後、9月からはデータ収集を行う。来年度末には途中経過をまとめ、学会発表していく予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

次年度使用額は約34万である。当該助成金が生じた理由として、更年期に関する知識や健康行動に関する情報提供、参加者による記録ができるHPの作成に関して、専門家のアドバイスを受けながらその方法および内容の検討に時間を要した。当初の予定ではHPの作成費・維持費、リーフレットの作成費などをメインに予算を立てていたが、そこまで作業がすすまず、予定通りに研究費が執行されなかった。次年度はHPを作成するとともに介入評価に使用する機器の購入など、研究費用が嵩むことが予測されることから、次年度の使用を申請した。
次年度の使用計画は以下のとおりである。
HPの作成・維持費、Web-basedサポートシステムの費用、介入評価に使用する機器、参加者への説明および解析用のノートPC、国際学会参加費用、研究施設および研究参加者への謝礼などである。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] コーチングによる生活調整-健康行動のセルフチェックと情報の活用,健康行動の選択・実践に向けて2013

    • Author(s)
      藤本薫
    • Journal Title

      更年期と加齢のヘルスケア

      Volume: 12巻1号 Pages: 136-138

URL: 

Published: 2015-05-28  

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