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2014 Fiscal Year Annual Research Report

窒素・リン比の時間・空間変化が東シナ海の物質循環へ与える影響

Research Project

Project/Area Number 25550012
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

森本 昭彦  名古屋大学, 地球水循環研究センター, 准教授 (80301323)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上田 拓史  高知大学, 総合科学系, 教授 (00128472)
滝川 哲太郎  独立行政法人水産大学校, 海洋生産管理学科, 准教授 (10371741)
山田 真知子  福岡女子大学, 文理学部, 教授 (30438303)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords低次生態系モデル / 日本海 / 東シナ海 / 栄養塩
Outline of Annual Research Achievements

溶存態無機栄養塩の窒素・リン比と植物プランクトンの関係を調べるため、H25年度に引き続き対馬海峡近海においてサンプリングを行い、種の同定を行った。また、H25, H26年度に得られた植物プランクトン、動物プランクトンのデータを元に、低次生態系モデルの開発を行った。モデルは対馬海峡を中心とした領域とし、対馬海峡から流入する栄養塩をコントロールできるモデルとした。物理場としては、九州大学応用力学研究所で開発された物理モデルの結果を使用した。まず、現状を再現できるように約10年間の平均値を与えモデルを駆動した。この結果、開発した低次生態系モデルは植物プランクトンの現存量の季節変化を再現できた。次に、計算領域の栄養塩濃度に対する反応を調べるため、現場観測で得られている範囲(底層で3倍程度の濃度変化)で負荷栄養塩量を変化させ実験を行った。この結果、負荷流入量を増やしても夏季には植物プランクトンの現存量は大きな変化はしないが、海面冷却により鉛直混合が起こる秋に大きな変化が起こることが明らかとなった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 対馬海峡を通過する栄養塩量の変化に伴う日本海の植物プランクトン量の変化2015

    • Author(s)
      伊藤雅・森本昭彦・石坂丞二・高山勝巳
    • Organizer
      九州大学応用力学研究所研究集会
    • Place of Presentation
      福岡
    • Year and Date
      2015-02-02 – 2015-02-02

URL: 

Published: 2016-06-01  

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