2013 Fiscal Year Research-status Report
NFCによるオブジェクト指向ICタグの提案と生産システムへの応用
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25560017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Research Institution | Hiroshima Kokusai Gakuin University |
Principal Investigator |
神垣 太持 広島国際学院大学, 情報文化学部, 教授 (80261064)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | NFC / RFID |
Research Abstract |
低価格化しスマートフォンやタブレットコンピュータに内蔵されることも多くなったNFCを用いて、生産システムにおいても効果的にRFIDを運用するために必要なシステム管理手法を新たに提案するべく研究を行った。 従来のRFIDシステムでは、タグに記憶してあるIDに紐付けされた情報をネットワークを通じて引き出して処理を行うが、この点が導入コスト増大につながっている。本研究では、様々なモバイル機器にも搭載されているNFCの導入によってコスト面だけではなく、管理、運用面においてもその有用性、実用性を示したいと考え。そのための仕組みとして、オブジェクト指向設計の概念を取り入れたシステムの提案を行った。 本年度は、9月にRFIDに関する展示会で情報収集を行い、現在のRFIDやNFCの技術的な動向を調査した。11月には、これまでの研究成果の中間報告として、本学サテライトキャンパスにて開催された産学連携セミナーで「新しいRFID利用手法の提案とその応用」のタイトルで講演を行った。このセミナーは、研究者対象ではなく企業、一般市民が対象であるため、本研究での提案をわかりやすく説明するために、生産システムへの適用例だけではなく、音楽メディア再生へ応用したシステムを構築したものを実演し、おおむね好評を得た。 また、本年度の成果を3月に生産管理学会にて論文発表し、次年度9月には国際会議にて成果を発表する予定で、その準備を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の本年度の計画では、A)「NFCやRFIDシステムに関する動向調査」とB)「オブジェクト指向機能の実装手法の確立とモデル設定」を実施することとしていたが、当初の予定通り進めることができた。 具体的には、展示会に参加し、様々な人と議論し、実際のNFCやRFIDシステムに関する動向や具体的なリードライトシステムに関する情報収集をすることができた。さらにオブジェクト指向機能の実装手法を確立するために、新たに「メタモルフォシス機構の導入」について研究を進め、学会発表を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定通り、C)「実験モデルのプロトタイプシミュレーションモデル作成および実験」に向けて、具体的なシステムの設定、構築、実行を推し進める予定である。また、当初の予定通り、大学院生や卒業生の補助者とともに研究を進めることで、効率的に研究を遂行して行く予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
購入物品の値引きなどによる差額が積もって生じたものと思われる。 消費増税や物価上昇に伴う出費の増加に対応したいと考えている。
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Research Products
(2 results)