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2016 Fiscal Year Annual Research Report

The measurement of image for the martial arts of junior high students by FUMIE test

Research Project

Project/Area Number 25560301
Research InstitutionTokyo University of Agriculture and Technology

Principal Investigator

田中 幸夫  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60179794)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 守 一雄  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30157854)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords潜在意識 / 武道 / イメージ / 剣道 / 柔道
Outline of Annual Research Achievements

日本の青少年の「武道離れ」は深刻であり、日本で生まれた柔道の競技人口はフランスよりも少ない。現代の子どもたちは「武道」に対してどのようなイメージを抱いているか科学的な調査が充分に行なわれていない。多くの調査ではアンケートが使われていたため、回答者の「ホンネ」が反映されたものになっていたのかどうか疑問が残る。
本研究で用いたFUMIEテストは、回答者の潜在連想構造を調べるものであり、従来のアンケート調査では明らかにできなかった「武道」に対するホンネ(=潜在態度)を探ることができる。本研究では「武道」に対するイメージ、剣道と柔道に対するイメージについて検討した。
FUMIEテストは中学生292名を対象とし、柔道と剣道についてホンネ(=潜在態度)を調査した。また、剣道の授業の実施前後でFUMIEテストを行った。その結果、1.全体として武道に対して肯定的にとらえていることがうかがえる。2.剣道の授業前では、1年女子、2年男子、2年女子と結果は-(マイナス)となり、剣道に対する好意的ではないイメージを持っていた。3.しかし剣道の授業後には1年、2年の男女生徒においてプラス結果となり「剣道やってみて思っていたより良かった」と感じ、肯定的にとらえている結果が得られた。以上、授業前にもっていた剣道に対するネガティブな側面(これまでのイメージでは臭い、痛い、ださい、など)が授業を終えたら、案外おもしろくて、かっこ良いなどの肯定的なものに変わっていったことがわかった。また、柔道に関しては、オリンピックやテレビ等での認知度もあるのか、肯定的に捉えられている。実際に授業を実施した場合にはどうなるか、興味があるところである。
以上の研究成果を、2016年第20回東アジア運動スポーツ科学会(中国、上海)で発表した。今後はデータを詳細に検討しまとめ、日本武道学会で発表、論文等を考えている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] FUMIEテストによる武道に対する中学生のイメージ測定2016

    • Author(s)
      田中幸夫
    • Organizer
      東アジア運動スポーツ科学会
    • Place of Presentation
      中国、上海
    • Year and Date
      2016-08-07 – 2016-08-09
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2018-01-16  

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