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2014 Fiscal Year Research-status Report

小学校における「体育の学力(技能、態度、思考・判断)」把握についての研究

Research Project

Project/Area Number 25560306
Research InstitutionKokushikan University

Principal Investigator

細越 淳二  国士舘大学, 文学部, 教授 (70365526)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 白旗 和也  日本体育大学, 体育学部, 教授 (20515184)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords体育の学力
Outline of Annual Research Achievements

研究2年目の平成26年度は,主に小学校4年生を対象にした調査を作成・実施した.
実技テストについては,『小学校学習指導要領解説体育編』に示された内容をもとに,体つくり運動の中の「多様な動きをつくる運動」,器械運動の中の「マット運動」,ゲームの中の「ゴール型ゲーム」,同「ネット型ゲーム」についての実技テストを作成した.これらはすべて,小学校の1単位時間(45分)で実施できるものとした.同時にその評価基準も作成した.この評価基準は,研究計画書に記載した通り,各運動の中核的なポイントを押さえながらも現職教員が適用可能な簡便なものにすることを配慮して作成した.態度,思考・判断の学力把握方法としては,『小学校学習指導要領解説体育編』に記載された内容を踏まえたペーパーテストを作成した.運動に関する知識,課題解決に関する思考・判断,体育学習に関わる態度面について問う問題を32題用意した.作成にあたっては,子どもたちがこれまでに受けた体育授業の経験をもとに短時間で回答できるように配慮した.これらの調査を北海道札幌市及び熊本県上益城郡の小学校を対象に実施した.現在,この結果を分析・整理している段階である.
小学校6年生を対象とする調査については,現在,実技及びペーパーテストも作成が完了し,実施可能な状況にある.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成26年度までの段階で,小学校4年生及び同6年生を対象とした調査項目が完成している.6年生の調査も平成26年度から開始する予定であったが,調査項目作成と4年生の調査実施の関係から,平成27年度に予定が修正されたが,調査実施校にいては計画が立てられる状態であるため,「おおむね順調に思念している」と自己評価した.

Strategy for Future Research Activity

平成27年度は研究最終年度である.小学校4年生の調査を継続するとともに,6年生の調査を進めていく.現在,最終的な調査計画を整えている段階であるので,これを速やかに確定させた後,年度の前半に調査を実施し,後半は研究のまとめを進め,研究成果の総括を行う予定である.

Causes of Carryover

平成26年度は、主に実技テスト及びその評価基準の開発とペーパーテストの作成に取り組んだ。そのため、旅費として使用する予算に残額が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成27年度は、調査実施体制がほぼ整ったため、平成26年度度予算の残額分も調査実施に係る旅費として執行する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2015 2014

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 体育の授業と学級経営に関する研究~体育授業を通した肯定的な学級集団の育成~2014

    • Author(s)
      細越淳二
    • Journal Title

      初等教育資料

      Volume: 920 Pages: 64-67

  • [Book] 体育・部活動指導の基本原則2015

    • Author(s)
      細越淳二
    • Total Pages
      12
    • Publisher
      エイデル研究所

URL: 

Published: 2016-05-27  

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