2014 Fiscal Year Annual Research Report
体動計24時間装着に基づく身体活動・不活動・睡眠が健康長寿に果たす相互作用の解明
Project/Area Number |
25560362
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
青柳 幸利 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 専門副部長 (50202495)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
綾部 誠也 岡山県立大学, 情報工学部, 准教授 (80407238) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 日常身体活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢者における日常身体活動(運動を含むすべて)や不活動、睡眠などから成る24時間の生活バターンの実態を加速度センサー付体動計を用いて、それらの季節変動に合わせて客観的かつ精確に把握し、身体活動の量・質・タイミングの組合せ(総合的バターン)と種々様々な高齢者の心身の健康(既往歴、メンタルヘルス、QOL、体力など)との相互関連を明らかにすることが本研究の目的であった。 本研究では、日常身体活動の実態を調査するために、従来のアンケートに基づく主観的かつ曖昧な方法ではなく加速度センサー付体動計を用い、1年間以上、一日24時間連続してデータを測定した。その結果、一例を挙げると、病気のない人はある人に比べて、統計上有意に身体活動量(歩数と中強度[安静時代謝量の3倍以上]活動時間)が多く、体温(起床時・就寝時とも)が高く、睡眠効率が良い(寝つきがよく眠りが深い)ことが明らかになった。そして、従来の身体活動・運動に特化したガイドラインではなく、24時間全体の生活バターンに基づく健康長寿実現のための新しい指針を提案した。
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Research Products
(15 results)