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2015 Fiscal Year Research-status Report

ヘム代謝調節による分子レベルでの疲労制御法の開発と疲労抑制メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 25560366
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

小川 和宏  金沢大学, 医学系, 准教授 (30344659)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywordsヘム代謝 / ヘム / 生体防御 / 筋細胞
Outline of Annual Research Achievements

前年度までは、動物実験を先行させて、ヘム代謝を調節する物質を中心に、臓器・細胞の保護効果や抗疲労効果の検討を行ってきた。本年度は、培養細胞レベルの実験を主に用いる、細胞保護作用や抗疲労作用が発現するメカニズムの解明などに着手した。
具体的には、ヒト由来の筋肉系細胞を用い、まず細胞の特性およびヘム代謝の基本状態を把握する目的で、ヘム代謝を調節する物質などで処理して、無処理の細胞と比べて基本的な変化などを観察した。
次いで、同じ細胞に、疲労に相当する負荷をかけた状態で、それらの物質の細胞保護効果や抗疲労効果などを検証する予定であったが、年度途中の一時期に、本研究課題以外の研究関連業務や管理運営業務が突然急増したため、年度内にはそこまで進むことが出来なかった。
そのため、本研究課題の研究期間延長を申請し、平成28年3月22日に延長が認められたので、次年度に継続して、培養細胞を用いたこれらの方法を中心に、検討を続ける予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

上記の「研究実績の概要」でも述べた通り、年度途中の一時期に、本研究課題以外の研究関連業務や管理運営業務が突然急増したため、遅延が生じた。

Strategy for Future Research Activity

上記の「研究実績の概要」でも述べた通り、細胞レベルでの実験で、疲労に相当する負荷をかけた状態で、物質による細胞保護効果や抗疲労効果などの検証へと進める予定である。

Causes of Carryover

年度途中の一時期に、本課題以外の研究関連業務や管理業務が突然加わったため、本課題の進行に遅延が生じ、延長申請をして認められたため、その遅延分を次年度に使用する。

Expenditure Plan for Carryover Budget

培養細胞レベルの実験で、物質による細胞保護効果や抗疲労効果などの検証へと進める計画であり、そのための消耗品を中心に購入する予定である。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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