• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2013 Fiscal Year Research-status Report

障害のある女子の教育とジェンダー―スコットランド,スリランカ,日本の比較研究―

Research Project

Project/Area Number 25570018
Research Category

Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research

Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

古田 弘子  熊本大学, 教育学部, 教授 (60315273)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 下司 優里  東日本国際大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40615738)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords障害 / 女子 / ジェンダー / スコットランド / スリランカ / 日本
Research Abstract

本研究の目的は、スコットランド、スリランカ、日本の3か国の国際比較に基づき、学校教育における障害のある女子の特別な教育的ニーズと必要な配慮について、ジェンダーの観点から明らかにすることであった。平成25年度の研究成果は、紀要論文1本に文献的考察を掲載し公開した。
[研究成果] 障害のある女子の教育とジェンダーに関する文献的考察─女子の比率過小とキャリア開発に焦点をあてて─.熊本大学教育学部紀要,62, 153-157.」
平成25年度の研究活動としては、スコットランドとスリランカにおいて、当該分野研究者、関係者との面談及び資料収集を行った。スコットランドではエジンバラ大学(Center for Research in Education Inclusion and Diversity)を訪問し、ダンディ大学(School of Education, Social Work & Community Education)を訪問した。スリランカでは、民間女性団体が運営する女性資料室(Center for Women's Research)を訪問し女性研究者との面談を行った。これ以外に、女性障害者との面談を実施した。
日本については、研究分担者の下司優里氏と研究ミーティングを行い、現状整理および次年度の研究の進め方についての討議を行った。
上記以外にスリランカ地域研究の専門家を招聘しての講演会(鹿毛理恵氏:佐賀大学研究員、当時)を熊本大学教育学部で開催しスリランカの女性とジェンダーに関する研究討議を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

スコットランド及びスリランカでの情報収集及び資料収集が円滑に進んだ。次年度の資料検討、研究のまとめに向けた基盤が構築できた。特にスリランカについては、障害のある女性を対象とする面談調査に向けた準備を進めることができた。

Strategy for Future Research Activity

平成26年度は、スコットランドにおける研究蓄積の文献的検討をさらに進め、スリランカでは女性、障害、教育について研究協力者とともに当該分野の枠組みを整理しさらに調査を進める。さらに日本では初年度に実施できなかった研究調査を進める。これらの結果を総合的に分析し研究の総括を行う。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

年度末まで金額が未確定の物品があったため赤字にならないよう予算消化を控えた。
消耗品購入に充当する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 障害のある女子の教育とジェンダーに関する文献的考察─女子の比率過小とキャリア開発に焦点をあてて─2013

    • Author(s)
      古田弘子
    • Journal Title

      熊本大学教育学部紀要

      Volume: 62 Pages: 153-157

URL: 

Published: 2015-05-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi