2015 Fiscal Year Annual Research Report
医療BSCの利用領域拡大と応用のイノベーションに関する国際比較研究
Project/Area Number |
25590086
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
高橋 淑郎 日本大学, 商学部, 教授 (00211342)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 昌里 日本大学, 医学部, 教授 (60328755)
劉 慕和 日本大学, 商学部, 准教授 (90349952)
児玉 充 日本大学, 商学部, 教授 (90366550)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | BSC / イノベーション / 利用方法 / 評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度は、昨年までの研究を受けて、研究を発展させる形で論文として、ガバナンスの問題にBSC導入病院での課題を取り扱った研究の論文を1本発表した。さらに、BSCへの批判を全世界から収集しその批判を分類しその批判に応える作業を行ったので、BSCへの批判を系統的に分析した論文を発表した。また、学会で1本発表した。 世界各国の医療領域でチャレンジしてきた医療BSCの利用を整理し、それらの広さ、深さ、目的、方法、成果、その評価方法などを体系化し、各国の文化的背景に沿った医療現場とBSCの利用を結びつけることを考察した論文は、現在、準備中である。さらに、どのような挑戦的な利用があり、それがその国の医療や国民や患者に如何に役立っているかを検証した研究成果は現在論文にまとめている。 世界の医療BSCの英知を集め、そこからの新鮮なアイデアやその実行策は世界の医療に役立つと考えているので、挑戦的でイノベ―ティブな研究となりつあるが、費用の関係で国際シンポジウムは開催できなかったが、今後、論文で順次発表していく。
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