2014 Fiscal Year Research-status Report
ディーセントワークを促進するものとしての障害者雇用に関する研究
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25590116
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
江本 純子 県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (10582380)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 障害者雇用 / ディーセントワーク / 就業生活支援 / 就労支援 / 就労支援システム / CSR / 中小企業 / 労働政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
1 概要: 平成26年度は、障害者の就労生活を支援するシステムについて、前年度の調査分析と発表および、これを踏まえた新たな調査を実施した。平成26年度調査は、当事者、事業主、支援者のディスカッション方式のもので、現在、分析中である。具体的には、論文発表、学会報告。訪問調査を行った。 2学会・研究会発表: 1)「同友会障がい者実習・雇用アンケートの分析結果と課題」大阪府中小企業家同友会障害者部会例会 於 大阪府中小企業家同友会事務局 2014.5.26 2)「障害者と職場の双方を支える就労支援:大阪府障害者就業生活支援センターの訪問調査とその分析」日本社会福祉学会第62回秋季大会 於 早稲田大学 2014.11.30
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究は、インタビュー方式での調査を実施している。初回インタビューは、概ね順調に行ったが、内容についての確認および承諾をいただくのに時間がかかり、その後の分析および成果報告が予定よりもやや遅れている。2回目の調査については、確認及び承諾方法を改善し、遅れを取り戻しつつある。
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Strategy for Future Research Activity |
本年6月、初回調査について報告すべく準備をすすめている。この後、2回目調査の分析に入り、結果を報告予定である。
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Causes of Carryover |
初年度実施したインタビュー調査について、協力者に確認を依頼したが、返送が大幅に遅れたため、結果として、分析、報告、報告書作成が遅れている。2回目調査では、改善を図ったため、遅れは取り戻しつつある。しかし、前年度分の遅れの影響を受けており、調査分析、報告、報告書作成に伴う経費を持ち越すこととなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
学会発表、報告書作成、印刷と送付に使用する予定である。
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