2015 Fiscal Year Annual Research Report
ネガティブインパクトの発生時期と就学・就業への影響
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25590240
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
松繁 寿和 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (50219424)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平尾 智隆 愛媛大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (30403851)
井川 静恵 帝塚山大学, 経済学部, 准教授 (20461858)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 学校歴 / 人生の分岐 / キャリア |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、子供の成長過程で生じたクリティカルな出来事や環境要因、それらの質的側面、あるいは、それらが相互に影響を及ぼす過程を特定することを目的として行われた。特に、キャリア研究において、ある時期における教育・訓練や、職業獲得における運不運がその後のキャリア形成に大きな影響を与えることが明らかになってきている点を踏まえ、人生の初期において発生する格差や差異がライフパスにおいてどのような差を生み出すかを追った。 最終年度は、以下の2つの論文として成果をまとめた。 1. Vu, Manh Tien and Hisakazu Matsushige,"Gender, Sibling Order, and Differences in the Quantity and Quality of Education: Evidence from Japanese Twins", the Asian Economic Journal, (in-press). 2.「大学教員との関わりが早期の就職決定に与える影響」日本キャリアデザイン学会、2015年9月5日、北海学園大学豊平キャンパス(共同発表) 1.は、遺伝的差異や成長期における家庭環境における影響を排除したうえで、少年期に発生する差がどの程度教育歴に差を生み出すかを分析したものである。2.は、教員を外部環境の一つと考え、教育の最終段階での影響を分析した。
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Research Products
(1 results)