2014 Fiscal Year Research-status Report
求められる資質能力を踏まえた養護教諭の修士レベル化モデル・教育プログラム開発
Project/Area Number |
25590258
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
岡田 加奈子 千葉大学, 教育学部, 教授 (10224007)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三村 由香里 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (10304289)
中下 富子 埼玉大学, 教育学部, 教授 (50398525)
工藤 宣子 千葉大学, 教育学部, 准教授 (60305266)
鎌塚 優子 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80616540)
竹鼻 ゆかり 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30296545)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 養護教諭 / 教育プログラム / 専門性 / 求められる実践力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,修士レベル化を実現するための,養護教諭の修士レベル化モデル・教育プログラムを教育委員会・学校等と連携し,開発することを目的とする。 昨年度、現職養護教諭386名を対象とした職務の実施度に関する質問紙調査結果ならびに、他の研究で開発した「養護教諭のワーク・ステージ全過程における資質・能力の全体の構造」をもとに、今年度は、研修プログラムの構造化試案を検討した。 その中のいくつかのプログラムについては、開発・施行を行った。具体的には、研究分担者の三村を中心としたフィジカル・アセスメントの研修プログラムと、竹鼻を中心としたケースメソッドの研修プログラムを作成し、試行した。また連携研究者である黒子により、養護実践における重要な視点の抽出並びに「養護教諭等を対象とした教育用保健室実践DVD」の開発と評価を行い、様々なワーク・ステージで有効であることが確認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は、昨年度実施した調査結果ならびに、養護教諭のワーク・ステージ全過程における資質・能力の全体の構造をもとに、研修プログラムの構造化試案の検討を行った。またそれを元にした一部の教育プログラムの試行を行えた。 よって、おおむね順調に進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の最終年度である平成27年度には、研修プログラムの構造化試案を、さらに検討し、最終版の開発を行う。さらに、研修プログラムのブラッシュアップならびに、学会や論文等による報告を行う予定である。
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Causes of Carryover |
旅費の概算額相違により残額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
資料印刷費として使用する。
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Research Products
(2 results)