2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25630086
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高畑 智之 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 講師 (80529652)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 知能機械 / マイクロ・ナノデバイス |
Research Abstract |
本研究では、触覚センサにおいて感度の高さと強度の高さを両立するために、硬さ 可変パッケージの研究を行う。平成25年度は、片栗粉と水を混ぜたダイラタンシー流体を調製し、外部からの衝撃によって硬さが変化することを確認した。圧電素子を用いてダイラタンシー流体に振動を与える実験系を構築した。周波数は100 kHzから10 MHzまで変えられるようにした。また、流体の音響的なふるまいのシミュレーションを行うための環境を整えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ダイラタンシー流体の確認は計画通りにできた。一方で、ひずみセンサの準備に遅れが生じたため、ダイラタンシー流体に埋めて実験をするには至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度はまず、今年度行う予定であった、ひずみセンサをダイラタンシー流体に埋めて、与える力と発生するひずみの関係を求める実験を行う。その後は当初計画のとおりにダイラタンシー流体の材料の検討を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
前述のとおり研究に遅れが生じたため、実験のための材料は次年度に購入することとした。 ダイラタンシー流体の材料やひずみセンサの材料など、実験材料の購入に充てる。
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