2013 Fiscal Year Research-status Report
大規模MIMOシステムのための低演算検出アルゴリズムの研究
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25630159
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
落合 秀樹 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (20334576)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 無線通信システム / MIMO / 誤り訂正符号 |
Research Abstract |
本研究の目的は、爆発的なスマートフォンの普及とさらなる高速化への需要に応えるため、これまでの本申請者らの研究成果に基づいた低演算量MIMO信号分離アルゴリズムを大規模MIMOシステムへ拡張することにより、厳しい周波数帯域制限下において大容量のMIMO通信システムを実現することにある。本年度は、誤り訂正符号化されたMIMO-OFDMシステムにおいて、アンテナ数およびQAM変調の多値数が大きい場合においても少ない演算量で良好な特性を達成する新たなMIMO検出アルゴリズムの考案を行った。また、時空間ブロック符号と空間変調技術を組み合わせ、さらに最適化した位相回転を加えることにより簡易に優れたダイバーシティ利得を得るための方式に関する検討も行った。これら一連の成果は、国内の研究会およびIEEEの主要国際会議等で発表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画通り、8x8のアンテナにも対応可能な新たな低演算MIMO検出技術を考案し、その有効性を示した。また、最高峰の国際会議であるIEEE ICCに採択され、発表を行っている。以上より、順調に進展していると判断できる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、国際的にも研究が加速している大規模MIMOに対応した、より低演算で優れた特性を示すシンボル近似に基づくMIMO検出技術の考案を試みる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初購入予定であったソフトウェアが次年度に最新版が出ることがわかり、また研究計画上も購入時期を次年度へ持ち越すことが可能であったたため。 予定通りソフトウェアを購入し、研究を計画通りに円滑に進める予定である。
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Research Products
(5 results)