2013 Fiscal Year Research-status Report
卵胞の選択的発育分子メカニズムの解明を可能にするFSH結合抑制因子の分離同定
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25660247
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Research Institution | National Livestock Breeding Center, Incorporated Administrative Agency |
Principal Investigator |
佐藤 英明 独立行政法人家畜改良センター, その他部局等, 理事長 (80093243)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋谷田 豊 独立行政法人家畜改良センター, その他部局等, その他 (50462536)
松田 秀雄 独立行政法人家畜改良センター, その他部局等, 研究員 (30442685)
安藤 貞 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, その他部局等, 研究員 (40502943)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | FSH / FSH抑制因子 / 卵子 / 体外成熟 / 顆粒膜細胞 / 卵胞発育 |
Research Abstract |
1)FSH結合抑制因子候補の絞り込みを行った。特に卵胞内顆粒膜細胞で発現するものの中から卵胞退行開始に伴って発現するものを選抜し、FSH受容体と結合親和性の想定されるものを選抜した。その中のいくつかの因子が、卵子成熟(GVBD)抑制能を持つことを明らかにした。 2)ハンギングドロップ法による卵母細胞-卵丘細胞複合体の単培養系により、卵母細胞の体外成熟の高度化を目指して、抗酸化化学物質3種(Lカルニチン、ラクトフェリン、スルフォラファン)添加時の卵母細胞成熟率向上への寄与について検討した。その結果、ラクトフェリンに「正」の効果が認められるとともに、スルフォラファンに「負」の影響が認められた。なお、本系は、従来の複数培養に比較し、20倍ほどのスループット性向上が認められることから、FSH結合抑制因子を含む化合物のスクリーニングに効果的であると考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画調書に沿っておおむね順調に進展している。これをふまえ、FSH及びFSH抑制因子を用いる卵子の体外成熟培養系を考案しつつある。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画調書に従って研究を行う。これに加えてFSH抑制因子を用いる卵子の体外成熟培養系を考案する。
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Research Products
(8 results)