2015 Fiscal Year Annual Research Report
HNF-1βによる卵巣明細胞腺癌の早期血清診断法確立と新規分子標的薬開発への展開
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25670179
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
梶田 咲美乃 北里大学, 医学部, 講師 (60194734)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三枝 信 北里大学, 医学部, 教授 (00265711)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | HNF-1β / bcl-2 / 卵巣明細胞癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
HNF1βノックダウンTOV21G細胞でアポトーシスが増加した。シスプラチン処理下で、ノックダウン株ではアポトーシスが増加するとともにCleaved caspase3蛋白発現の増加と、bcl-2/bax比の低下を認めた。HNF1βを恒常的発現させたHec251ではアポトーシスの減少とbcl-2/bax比の上昇がみられた。 最後に、TOV-21GにHNF1βとルシフェラーゼ連結bcl-2プロモーター段階的欠損コンストラクトを重導入すると、外因性HNF1β下でbcl-2のプロモーター活性が増強することが確認できた。手術標本免疫染色においても、HNF1βスコアとbcl-2スコアに正の相関関係を確認した。
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Research Products
(1 results)