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2014 Fiscal Year Annual Research Report

摂食関連ペプチドは食後経過時間判定のための有用な指標となり得るか?

Research Project

Project/Area Number 25670344
Research InstitutionWakayama Medical University

Principal Investigator

近藤 稔和  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (70251923)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野坂 みずほ  和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00244731)
石田 裕子  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10364077)
木村 章彦  和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60136611)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords食後経過時間判定 / 摂食関連ペプチド / グレリン / レプチン / 中枢神経 / 脂肪細胞
Outline of Annual Research Achievements

1.8週齢のBALB/cマウス実験動物として用いて一晩絶食させた後,一定時間(5および15分)食餌を自由に摂取させた直後,15分,30分,60分,120分と経時的にマウスを安楽死させ,胃および腹腔内脂肪織におけるグレリンおよびレプチンの食後の経過時間に伴う各遺伝子発現の動態を検討した.前年同様食餌時間15分では摂食ホルモンであるグレリン遺伝子発現については,食前で最も高く発現していたが,食後経過時間とともに減弱した.一方,レプチン遺伝子の発現は,食前で最も低く,食後経過時間とともに増加傾向を認めた.しかしながら,食餌時間5分では,いずれの遺伝子発現も有意な変化を認めなかった.すなわち,食餌時間もグレリンおよびレプチンの遺伝子発現に影響を与えることが判明した.
2.グレリンおよびレプチンの死後経過時間に伴う安定性の検討した.摂食直後および15分,30分,60分,120分後にマウスを安楽死させた後,室温環境下で3時間,6時間,12時間,1日及び3日放置した後,胃および腹腔内脂肪織を採取して,上述のごとくリアルタイムRT-PCRによってグレリンおよびレプチンの遺伝子発現を検討したところ,死後1日までは,グレリンおよびレプチンの遺伝子発現ともに安楽死直後に採取した試料と同様の傾向を認めたが,死後3日目の試料では,いずれの遺伝子も検出できなかった.

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Published: 2016-06-01  

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