2016 Fiscal Year Annual Research Report
Diagnosis of pulmonary hypertension by the small vessel analysis using CT scans.
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25670401
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
辻村 周子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (70528174)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原口 水葉 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (80571140)
佐々木 衛 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (90573311)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | COPD / CT / %CSA<5 / LAA% / 逆相関 |
Outline of Annual Research Achievements |
CT断面に直交する5mm2以下の微小血管の肺野に対する割合(%cross sectional area (CSA)<5)用いた、COPDのCT定量解析をおこなった。微小血管の割合(%CSA<5)と気腫の割合low attenuation area (LAA):LAA%について、過去の論文ではそれぞれの平均値を用いて解析を行い、逆相関することが知られている。また、LAA%は個体の肺内で不均一分布をすることが知られている。個体の肺内での気腫と微小血管のばらつきの関係ついて検討した。 「COPDとその併存症に関する調査研究(K-CCR)」に参加のCOPD36例、非COPD喫煙者13例のCTを用いて、 Lexus64(AZE Ltd.Tokyo)、ImageJを使用し、%LAA(-950HU)、%CSA<5を抽出し、全肺野のCTスライス断面の%CSA<5とLAA%を連続ヒストグラムで描出し分布を検討し群分けをおこなった。 49例の全肺野の平均%CSA<5は平均LAA%と逆相関した。COPD群では非COPD喫煙群に比べ平均%CSA<5が低値であった。COPD36例のうち、個体の肺内で%CSA<5とLAA%の分布が逆相関したのは17例のみであり、残りの19例は逆相関しなかった。逆相関しない症例は、肺の破壊と微小血管の消退が肺内の異なった部位で発生していると考えられた。COPDの新たなphenotypeの可能性として、さらなる検討を進めていく。
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Research Products
(1 results)