2014 Fiscal Year Research-status Report
iPS細胞とRNAiを用いた新規解析戦略の確立とそれを用いたHTT遺伝子機能探索
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25670428
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Principal Investigator |
北條 浩彦 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 神経薬理研究部, 室長 (60238722)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | RNAi / ハンチントン病 / ハンチンチン遺伝子 / アデノ随伴ウイルス / 多能性幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
ハンチンチン(HTT)遺伝子のノックアウトマウスは8.5日胚までに胚性致死となるが、そのHTT遺伝子の胚発生過程における役割や細胞内での機能については全くわかっていない。本研究は、多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)とRNAiノックダウン法を組合せた全く新しいアプローチによって今までわからなかったHTT遺伝子の胚発生過程の役割や細胞内機能の解明の突破口となる新規データの取得を目的とする。 本年度は、前年度までに構築したshRNA発現ベクターからアデノ随伴ウイルス(AAV)へのパッケージングと精製作業を行い、得られたshRNA発現AAVを用いて内在性Htt遺伝子発現抑制効果の確認を行った。多能性幹細胞の培養に関しては、培養技術の習得と練習を兼ねて先ずはマウスES細胞の培養を行いiPS細胞培養に向けての準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
shRNA発現AAVの構築は完了することができた。多能性幹細胞の培養に関してはiPS細胞よりも比較的培養が安定しているマウスES細胞を用いて先ずは培養技術の習得を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
Htt遺伝子の発現抑制方法について、当初の計画ではRNAi技術を使って遺伝子ノックダウンすることを考えていたが、最近のCRISP/Cas9システムの実用性の向上と高い成功率を考えると、RNAiシステムよりもCRISP/Cas9システムを使って遺伝子ノックアウトした方がよいと考えている。来年度はその点を含めて検討していきたいと考えている。
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Research Products
(11 results)