2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25670512
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
松崎 秀夫 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (00334970)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉原 亨 金沢大学, 子どものこころの発達研究センター, 助教 (00401935)
岩田 圭子 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (30415088)
出雲 信夫 横浜薬科大学, 薬学部, 准教授 (70368976)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 脳・神経 / 発達障害 / 脂質 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度の実験結果から、胎生期高脂肪食負荷モデルの負荷を50%脂肪Test Dietに変更して以下の実験を行った。 C57BL/6マウス8週齢の雌雄を12匹ずつ購入し、通常の給餌・給水で飼育する。飼育2週目に交配を開始(妊娠0日目とする)し、3~4日間後に雄ラットをケージより取り出す。妊娠マウスを6匹ずつ2群に分け、うち1群について妊娠8日目から給餌を50%脂肪Test Dietに変更して高脂肪食群とする。もう一方は22%脂肪を含むTest Diet基礎飼料(対照群)を給餌する。この給餌を出産日まで続け、満期出産により出生する各群30匹の雄マウスが8週齢に達した段階で、社会的行動の障害の有無、自発的な移所行動量の変化、中枢刺激薬投与後2時間の行動量の変化を行動解析装置により評価した。その結果、いずれにも有意差は認められなかった。テストバッテリーでの網羅的行動解析でも結果は同様で、有意差は全く認められなかった。このため実験計画は中止した。
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