2014 Fiscal Year Annual Research Report
軟骨特異的蛍光X線デュアルプローブを用いた中小動物関節軟骨画像評価システムの確立
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25670648
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
大橋 俊孝 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (50194262)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 圭一郎 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (80284058)
加来田 博貴 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (80362961)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | プロテオグリカン / X線 / 変形性関節症 / 動物モデル / 創薬 |
Outline of Annual Research Achievements |
中小動物の関節軟骨病変の進行を鮮明に評価できるin vivo用蛍光・X線デュアルプローブの創出を目的として研究を行った。 平成25年度に得られた条件をもとに、さらにラット「関節不安定OAモデル」を用い、ex vivo造影条件による関節軟骨プロテオグリカンの質的評価を続けた。 OA側の膝の内顆側は外顆側に比べて、軟骨プロテオグリカンの減少が検出された。一方、健常側の膝関節では、そのような傾向は画像上確認されなかった。 さらに、使用した関節試料はパラフィンブロック・切片とし、H&E染色・safranineO染色により評価した。CT画像で確認されたOA側の軟骨基質の減少が病理切片でも再確認できた。 使用したKe4-TIBプローブはin vivoX線造影プローブとして将来有望な可能性が確認できた。
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Research Products
(3 results)