2015 Fiscal Year Annual Research Report
白血病細胞を特徴付ける誘電泳動特性の探索とそれに基づく細胞同定法の開発
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25700025
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| Research Institution | Fuzzy Logic Systems Institute |
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Principal Investigator |
江口 正徳 一般財団法人ファジィシステム研究所, 研究部, 主任研究員 (60613594)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 誘電泳動 / マイクロ・ナノデバイス |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は，誘電泳動を用いた血液中白血病細胞の分離と，分離した白血病細胞の誘電特性を測定し，その特性に基づいた細胞同定を行うことを目的としている．平成27年度では，平成26年度に引き続き白血病細胞に生じる誘電特性に基づいた誘電泳動力の測定に最適な電極設計を行い，電磁界解析による解析結果と斜面重力を用いて測定した誘電泳動力の測定結果がほぼ一致していることを確認した．しかしながら斜面重力を用いた誘電泳動力の測定手法では，（1）複数の細胞の誘電泳動力測定に工夫が必要,（2）誘電泳動力の周波数特性測定に多大な時間を要するといった課題が明らかとなった.
そこで，上記の課題を解決するため，細胞の誘電特性に基づいた現象の一つであるエレクトロローテーションに注目し，白血病細胞の単離および誘電特性の測定が可能なデバイスの開発を行った．開発したデバイスは，周囲にエレクトロローテーションを発生可能な四重極電極を有するマイクロウェルをマトリクス状に配置した構造である．研究代表者はまず，効率よく細胞単離可能なマイクロウェルサイズの最適化を行い，その開口径は30ミクロンであることを確認した． 開発したデバイスを用いて，白血病細胞をマイクロウェル内に単離し，各ウェル内に格納された細胞のエレクトロローテーションによる自転角速度を測定し，その有効性を示した．今後は，動画像処理を用いて細胞自転角速度推定の自動化および並列処理を行うことで，さらなる高速化が期待できる．
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| Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
