2014 Fiscal Year Annual Research Report
世界最高強度の負ミュオンビームが拓く量子ビーム応用分析の新展開
Project/Area Number |
25706032
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Research Institution | Japan Atomic Energy Agency |
Principal Investigator |
大澤 崇人 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究副主幹 (70414589)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ミュオン / 元素分析 / 地球外物質 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度では初年度に開発した下方照射ミュオン元素分析の動作試験と性能評価、高度化、及び実試料の分析を行った。ミュオンビームのプロファイルが撮像可能になったことにより最適な電磁石の励磁電流を経験的に求めた。またビームコリメータとコリメータアダプタを新たに製作することでビーム形状が制御できるようになった。これらの改良によってバックグラウンドの大幅な低減に成功し、予備実験時と比較して格段に高いS/N比が実現された。隕石や岩石標準の測定では全ての主要元素の検出が確認された。実験後に装置架台の大幅な改修を行い、装置のスリム化とアライメント調整機構の導入を行った。また遮蔽体を増設した。これらの改良によってさらなる性能向上が見込まれるが、J-PARCのビームタイムがキャンセルになったため性能評価実験は実行できなかった。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)