2015 Fiscal Year Annual Research Report
ミトコンドリア疾患解明のための電子伝達体プローブ法の開発
Project/Area Number |
25713004
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
兵藤 文紀 九州大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (10380693)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | レドックス / フリーラジカル / イメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題においては、ミトコンドリア電子伝達系に存在するユビキノン、フラビン類に着目し、可視化と安定性さらには生体応用性を検討した。in vitroにおけるミトコンドリア分画との反応実験においては、ユビキノンラジカルは鋭敏に反応し、ラジカルが消失したのに対し、フラビンラジカルを用いた場合にはラジカルの消失が見られなかった。これらのセミキノンラジカル分子をマウス下肢筋肉内に投与した場合、ユビキノンラジカルは速やかに消失したのに対し、フラビンラジカルは長時間筋肉内にラジカル体として滞留した。以上の結果より、ユビキノンラジカルはin vivoプローブとして、生体のミトコンドリア機能を可視化するのに適していることが推測された。
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(6 results)