2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25713023
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
吉村 健太郎 山梨大学, 総合研究部, 助教 (70516921)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 機械学習 / バルクデータ / がん診断 / 大気圧イオン化法 / リアルタイム質量分析 / メタボロミクス |
Outline of Annual Research Achievements |
1、データ解析ソフトウェア開発:多数のマススペクトルデータを蓄積、管理、編集し、統計解析や判別分析を行うための各種プログラムを構築した。またこれら全てのプログラムを連結し、graphical user interface (GUI) を含めてソフトウェアを完成させた。同ソフトウェアはフリーウェアとしてインターネット上に公開済みであり、さらに近日、国際誌にtechnical report を投稿予定である。 2、多種のがん診断への応用:昨年度までに肝細胞がん、腎細胞がんの診断に成功したため、本年度はさらに扁平上皮がん、膠芽腫、膀胱がん、胃がん、結腸がん、膵臓がんのデータ収集を行った。これらのデータ収集は今後も継続して行われるが、扁平上皮がん、大腸がんは特に多く検体が得られたため、本年度中の診断アルゴリズム構築を目指した。その結果、扁平上皮がんでは93%、膠芽腫では85%の精度で非がん部、がん部を判別可能なアルゴリズムを構築できた。 3、リアルタイム診断システム開発に向けた改良:現在の装置では検体表面への溶媒の添加が必要なため、臨床現場で人体に直接使用することができない。そこでイオン化部にスプレーシステムを導入し、一切の処理を行うことなく、生きた動物の組織から直接マススペクトルを得ることを可能とした。当該システムはリアルタイムメタボローム解析や薬剤動態解析への応用も可能であり、現在その有用性の検証を進めている。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Involvement of FKBP6 in hepatitis C virus replication2015
Author(s)
Hitotake Kasai, Kunihiro Kawakami, Hiromasa Yokoe, Kentaro Yoshimura, Masanori Matsuda, Jun Yasumoto, Shinya Maekawa, Atsuya Yamashita, Tomohisa Tanaka, Masanori Ikeda, Nobuyuki Kato, Toru Okamoto, Yoshiharu Matsuura, Naoya Sakamoto, Nobuyuki Enomoto, Sen Takeda, Hideki Fujii, Masayoshi Tsubuki, Masami Kusunoki
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Journal Title
Scientific reports
Volume: 16
Pages: 16699
DOI
Peer Reviewed
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