2013 Fiscal Year Research-status Report
景観要素と外来種が在来ミツバチの寄生状況に与える影響
Project/Area Number |
25740051
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Forestry and Forest Products Research Institute |
Principal Investigator |
滝 久智 独立行政法人森林総合研究所, 森林昆虫研究領域, 主任研究員 (80598730)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ニホンミツバチ / トウヨウミツバチ / セイヨウミツバチ / 土地利用 / 寄生者 |
Research Abstract |
本研究では、送粉サービス供給者である在来種のニホンミツバチを対象として、ウイルスや微生物などによる寄生状況を全国規模で把握し相違が見られる場合にはその要因の特定を試みた後、保全対策の指針提示へ寄与することを目的としている。本年度は、全国を対象としたニホンミツバチ供試サンプルの準備をすすめるとともに、抽出キットを用いた寄生者由来のDNAやRNAを検出する方法の開発を試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していたよりもニホンミツバチ供試サンプルが増えた。加えてニホンミツバチ成虫から寄生者由来のDNAやRNAの抽出を安定的に行う方法を確立するのに、当初の予定よりも時間がかかった。
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Strategy for Future Research Activity |
供試サンプルを限定する。さらに所属研究機関内外より協力者を招聘し、実験を安定的に行う方法を確立した上、今後の研究推進を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
消耗品として購入した物品が当初の予定よりも安価だったため。 消耗品費用として使用する予定。
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