2013 Fiscal Year Research-status Report
脳出血後のスキルトレーニングによる運動機能改善メカニズムの解明
Project/Area Number |
25750231
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Nagoya Gakuin University |
Principal Investigator |
玉越 敬悟 名古屋学院大学, リハビリテーション学部, 助手 (30632658)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 脳出血 / スキルトレーニング |
Research Abstract |
本年度は、脳出血モデルラットを作製し、スキルトレーニングが脳出血後の運動機能障害および中枢神経系に与える影響について検討した。脳出血後のスキルトレーニングは、運動機能障害を改善させる効果があることを示した。中枢神経系における作用機序を検討するために運動野におけるシナプス関連タンパクを解析した。脳出血後のスキルトレーニングは、シナプス関連タンパクが有意に増大させることを示した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度、脳出血モデルラットに対するスキルトレーニングがシナプス関連タンパクを増加させることを示すことができた。現在、トレッドミル走行群との比較を行っており、運動機能改善効果の違いについて検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、スキルトレーニングとトレッドミル走行による中枢神経系への影響の違いについて組織学的および生化学的解析手法を用いて検討する。
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Research Products
(2 results)