2015 Fiscal Year Annual Research Report
脳出血後のスキルトレーニングによる運動機能改善メカニズムの解明
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25750231
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
玉越 敬悟 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (30632658)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 脳出血モデルラット / スキルトレーニング / AMPA受容体 |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度では,脳出血後のスキルトレーニングがAMPA受容体サブユニットに与える影響について検証した.コラゲナーゼ注入法による脳出血モデルを作製し,スキルトレーニングとしてアクロバティックトレーニングを実施した.脳出血後14日目と29日目に組織採取を行い,AMPA受容体サブユニットであるGluR1-4のmRNA発現量をリアルタイムPCR法にて解析した.脳出血後29日目において傷害側感覚運動野においてGluR1-4のmRNA発現量が有意に増加していた.また,脳出血後14日目では線条体においてGluR3,4のmRNA発現量が増加傾向にあった.本研究から脳出血後のスキルトレーニングにはAMPA受容体サブユニットが関与していることが示唆される.
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Research Products
(3 results)