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2015 Fiscal Year Research-status Report

発達段階に応じたキャンププログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 25750271
Research InstitutionTsukuba University of Technology

Principal Investigator

向後 佑香  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助教 (70642669)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywordsキャンプ / 発達段階 / 自己概念
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、過去の研究及び実際のキャンプ場面から、発達段階に応じた自然体験活動の意義及び特徴を探り、年齢段階に適したモデルプログラムを開発することである。
平成27年度においては、平成26年度の調査で実施できなかった、もしくは被験者数が少なく十分な分析が実施できなかった調査について、追加のデータ収集を行った。各年齢段階の被験者(①小学生、②中学・高校生、③大学生)のうち、小学生約50名、大学生約20名に対して、キャンプ直前、キャンプ直後、キャンプ2ヵ月後の計3回、自己成長性検査を用いたアンケート調査を実施した。平成26年度に実施した調査と合わせて、小学生49名、大学生43名から回答を得ることができた。現在、統計的な分析を行い、平成25年度に実施したシステマティックレビューの結果との比較検討を行っている。
また、それぞれの被験者に対して、キャンプで学んだことについて自由記述で回答を求め、“キャンプにおける学び”に関する質的なデータを収集した。自由記述より得られた“キャンプにおける学び”の内容を暫定的ではあるが「自己認識」「他者関係」「自然認識」「技術習得」「その他」の5つのカテゴリーに分類した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

平成27年度が研究の最終年度であったが、実際のキャンプ場面での調査が進まず、本年度までにモデルプログラムの作成には至らなかった。調査が予定通りに進まなかった理由として、平成27年4月に研究代表者が所属機関を異動したことに伴い、学内業務と調査スケジュールの調整が上手くいかず、予定していた調査を実施することができなかった。

Strategy for Future Research Activity

当初の計画よりも遅れが生じてしまったため補助事業期間を1年間延長した。平成28年度は、各年齢段階の被験者から収集した“キャンプにおける学び”に関する記述データの分析を進める予定である。また、これまでに実施して明らかになった結果を踏まえ、各年齢段階に有効なモデルプログラムを提示することを目指す。

Causes of Carryover

当初予定していた、モデルプログラムの作成と評価に関する調査が実施できなかったため、それに関わる指導者謝金やデータ整理者への謝金の支出がほとんど無く、未使用額が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

キャンプ指導に関わるスタッフやデータ入力者、データ整理者への謝金として支出する予定である。また、研究成果の発表のための旅費として使用する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 大学キャンプ実習における自己概念の変容についての一考察2015

    • Author(s)
      向後佑香、坂本昭裕
    • Organizer
      日本野外教育学会第18回大会
    • Place of Presentation
      熊本県阿蘇市
    • Year and Date
      2015-06-21

URL: 

Published: 2017-01-06  

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