2013 Fiscal Year Research-status Report
発育発達がサッカー選手の持久的及び間欠的運動能力に及ぼす影響
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25750299
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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| Research Institution | Kokushikan University |
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Principal Investigator |
手島 貴範 国士舘大学, スポーツ・システム研究科, 助手 (10622988)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | サッカー / 持久的運動能力 / 間欠的運動能力 / 発育発達 / Yo-Yoテスト |
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| Research Abstract |
本研究は、発育期（10歳から20歳まで）の男子サッカー選手を対象に、各年齢カテゴリーにおいてサッカー競技に必要とされる持久的及び間欠的運動能力について測定することにより、サッカー選手における①持久的及び間欠的運動能力の発達過程の解明、②実際の競技パフォーマンス（試合における走行距離）と持久的及び間欠的運動能力の関連性、③持久的及び間欠的トレーニングが競技パフォーマンスに及ぼす影響について明らかにしようとするものである。本年度は、大学生男子サッカー選手を対象とした12分間走とYo-Yoテスト（Yo-Yo intermittent Level1：YYIR1及びLevel2：YYIR2）による持久的及び間欠的運動能力の測定を実施した。その結果、YYIR1及びYYIR2と12分間走との間には有意な相関関係が認められた。また、本研究における12分間走とYo-Yoテストの結果は、これまでの先行研究の結果と比較して同等もしくはそれ以上の値を示したことから、本研究に参加した被検者の競技レベルは高いものと考えられた。この他に、試合中の移動距離の計測に利用予定であるGPSセンサによる予備実験及び測定準備を実施した。次年度は、このセンサを利用した実験及び発育期の選手を対象に持久的及び間欠的運動能力の測定を実施する予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、予定した研究課題の内、大学生サッカー選手における持久的運動能力及び間欠的運動能力についての測定を実施することができた。また、試合中の移動距離等を計測するためのGPSセンサの予備実験及び実験準備を実施した。この実験準備に時間を要したものの、大学生選手についてはすでに100名を対象に持久的及び間欠的運動能力のデータを取得済みであることから、当初予定した研究計画はおおむね順調に進展しているものと考えている。次年度は発育期（10歳代）の被検者における持久的運動能力及び間欠的運動能力についての測定を実施し、試合中の移動距離等のデータとの関連性について検討したい。
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| Strategy for Future Research Activity |
これまでに取得済みである大学生選手の12分間走及びYo-Yoテストのデータから、成人サッカー選手に必要とされる持久的及び間欠的運動能力について明らかにした。今後の研究推進方策としては、小学生から高校生までのサッカー選手における測定を実施することにより、発育期から成人までのサッカー選手における持久的及び間欠的運動能力の発達について明らかにする予定である。また、GPSセンサを利用した試合中の移動距離等のデータから持久的及び間欠的運動能力との関連性について検討する予定である。
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| Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
本研究課題の実施に当たり、次年度使用額が生じた理由は、その大半が、被検者に支払われる謝金であったためである。しかしながら、本年度中に測定を完了できなかった被検者がいたため、その謝金の支払いを次年度に先送りすることとなった。
次年使用額については、今後、測定を完了できなかった被検者を対象に測定を行う予定であることから、主として被検者謝金として使用する。
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